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本当に藤壺(もしくは女三の宮)状態になってたまひろ。

石山寺さん、公式X(旧Twitter)にて「そういうことしないでください」と

突っ込みいれていたのナイス。

いとさんが「いけるところまでいきましょう」って言ってたけど、いいの?

平安時代、妻問婚とはいえ、男系が重要視されるよね?(正確には女系も重要視される双方系)

誰の子かわからない子を身ごもって、しかも気づきながらもまひろを気遣う宣孝さん

聖人なの?「これで左大臣様からの覚えもめでたくなる」ってあれまひろの

罪悪感を少しでも軽減するためですよね。

すごすぎない?

前回までのまひろより若い女に粉かけてた人と同一人物???

 

しかし無呼吸の気がある宣孝さん、退場も近そうですね。

小さいときからのまひろの理解者がいなくなるのは切ないなあ。

 

朝廷では、彰子が入内するために道長が奔走します。

ちゃっかり倫子との間に子供も授かってたりして(しかもまひろの子と同じくらいという…)

この人の神経回路が未だにわからん。

定子への嫌がらせもあまり今作ではやりませんよね。ついに皇子をあげられましたが。

いい人ポジでいきたいのかなぁ。

 

花山院からも送られた和歌を屏風にはった見事なものの前には断った実資も

感嘆の気持ちを抑えきれない。

ちょっと、不参加、まずかったかも…という実資の顔芸がつぼでした。

 

定子もなんか顔が白いというか、どことなく透明になりつつあるし、

産後って辛いよね。近くで嫌な話聞きたくないよね。

妙なところでリアリティ。

 

リアリティといえば、一条天皇と女院様とのやりとりがヒリヒリしたわ。

「朕も母上の操り人形でした」って、女院様気づいていないのよね。

夫からの愛を受けられないさみしさをただ一人の自慢の息子に向けるのは

ありがちな話だけど、息苦しくなるよね。

一条天皇にしてみたら、定子は「友達であり、姉であり、妻」だから、

片割れのようなものなのよね。

それについて「ただ寵愛してるだけ」でだーれも言及してあげないのが可哀そう。

そんな帝に嫁いだ彰子も定子の影を追うことになって可哀そう。。。