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詮子「義子も元子も、定子よりもずっと尊い生まれ。帝の子を生むにはうってつけだわ」
倫子「ウフフフフ…。」
詮子「何かおかしいことを言うたか?」
倫子「女院様があまりにお元気になられましたので」
詮子「もう呪詛されてはおらぬゆえ」
倫子「あの呪詛は不思議なことにございましたね。
女院様と殿のお父上は、仮病がお得意であったとか。フフフ」
道長「( ⊙⊙)」
道長さん、文字通り敵なしになったのに、姉と妻に挟まれてなすすべなし。
そりゃあまひろがずっと想ってくれてたの嬉しいね。
自分ち心休まらんもん。
呪詛は詮子の自作自演ぽいですね。
トリックもクソもなく、自分で仕掛けたから簡単ですね。
倫子は途中で気づいたけど道長のためになるからそのまま詮子の策に乗ったっぽいな。
主犯:詮子
事後共犯:倫子
頑張れー道長。
さて中関白家の凋落どころか没落の度合いがすごい。
伊周が打つ手打つ手が最悪手なんだもん。
道長にしてみれば自滅だよなー(実際は姉と妻が関わっていたけど)
一条天皇の慟哭が胸に突き刺さる。
表の「帝」としては伊周も許せないし勝手に髪を切った中宮も同罪だと言うしかない。
だけど「個人」としては、そ「ソウルメイト」である定子ともう二度と会えないという事実に絶望しとるやん。
そしてききょう(清少納言)の「枕草子」爆誕です。
まひろの関わり方もうまくて、「たった一人の悲しき中宮のために書かれた」随筆が、今も読み継がれている名作になりました。
前にベストセラー作家の方が「たった一人に向けて書いた」と仰っていて、それが万人の心を打つのだと改めて実感しました。
もしかしたら、この「光る君へ」もたった一人の誰かに向けて書かれているのかもしれませんね。
高畑充希さん、お声がすんでお綺麗な上に、絶望で凍てついた感じを上手く出されてましたね。
「春はあけぼの」という有名なセリフで涙ぐむと思わなかった。
数秒の細筆で文字を書くシーンも、すごくお上手でしたし、努力されてるのが伝わってきました。
こういうのがいいんだよ、こういうのが。
まひろは為時と共に越前へ。
その前に道長と再会。
「字でわかった」という道長にビックリしてましたね。
思ったより愛されてると感じたのか、素直に後悔の気持ちを道長に伝えられたのはよかった。
だってこの2人、肝心なこと心の声でしか言わんのだもん(笑)
そしていよいよ越前編へ。
オウムが「ココデミタコトハナイミツニナ!」と言ったら咽び泣くところだったわ。(清盛ネタすみません)
松下洸平さんはお披露目のみ。
来週からは全く想像つきません。