③はこちら
やっと分娩台にのぼり、助産師さんから
「次の陣痛がきたら、脇にあるバーを持って少し頭を浮かせて
目を見開いていきんでください」と言われました。
言われたとおりにする私。
すると助産師さん不穏な空気になる。
私「どうかされました?」
と聞くと、胎児の頭位がでかすぎて、0.1ミリほどしか進んでいないと言われる。
これ、出口まであとどのくらいまでですかとは聞けませんでした。
ただ、数十回いきむ必要があると言われて、どうあがいても絶望じゃないか!と某ゲームのキャッチコピーを思い出してました。
その後も何度もいきみますが進むわけではなく。
そして後悔したのですが、私
股関節が硬い&内転筋(太ももの内側の筋肉)が弱いのダブルコンボのため、
長い間分娩台の上でいきめなかったのです。
どうしても足を広げてると疲れてきて内股になってしまいます。
そしてそれを有無を言わさず広げてくる助産師さん(笑)
そして破水もまだで、6時頃やっと破水しました。
父や母は夜帰っており、8時頃またきてくれましたが、
生まれていないことに衝撃を受けていました。
分娩室には当時親か配偶者の誰か一人が入れるルールでして、
ずっと付き添っていた夫は朝食をとりにいき、代わりにきたのが
何故か父。
え、なんで、分娩台にまできてるんお父様。
みたいな反応でしたが、陣痛の波はくるわけで。
いきむ私。壮絶な絵面に青ざめる父。
父は母のお産のときに立ち会っておらず、生まれて始めてのお産立会い。
すごい手をさすってくれましたが、自分よりしんどそうな人がいると
こちらもしんどくなるので、早く夫戻ってこないかな−と思っていました。
そして夫が戻ってきたのが9時くらい。
全然進まないお産についに「アレ」の投与を進言されました。
⑤に続く

