遠い昔にうら若き新卒の私を職場で最初に迎えたのは、初代お局。
運命の出会いなのである(?)。
右も左も分からぬ私に、備品の場所とか、事務手続きの方法とか教えてくれて親切だなって単純に思っていました。
でもそれは、自派閥に引き込むための前奏曲に過ぎないと知るのに、それほど時間は掛からなかった。
何かと「社会人とは」「人として」「大人として」「こうあるべき」「こうふるまうべき」みたいな仕事からは外れる内容について色々とご指導いただきまして。
まあ、学生ノリで、世間知らずで、世の中ナメてるどうしようもないガキに言ってやりたいことは皆さん沢山あっただろうし、言われて当然のことも沢山あったけれど。
でもおじさん上司の指導と違ってお局の“指導”は「あなたのためを思って」「私だから言える」「お母さんみたいなものだから」が全面に出すぎていて、しんどい、しんどかった。
お局ママのいい子ちゃんていう風に振る舞わないといけないのか?母のように慕うふりをしないといけないのか?と世間を知らなすぎて混乱させられた。
昼食は同期で食堂に集まって、新生活の不安や情報共有をしていたのだけれど、私はお局に拉致されてしまい、同期集団を横目にお局とお局のおともだちの年配の女性と毎日ランチという謎の苦行を味わっていた。
お陰様で結局同期とランチ出来たのは1回だけです。
正直学生の時から昼食はその日の気分で取ったり取らなかったりが自分のペースとして根付いていたのだが、「食べなさい」がお局論でそれもキツかった。
結局苦行に耐えられないので、料理大嫌いだったが弁当を持参して自席で昼食を取るようになって解放された。
お局の洗礼はランチにとどまらず、休日も遊びに誘われた。
休みの日は一人で過ごしたい派だし、会社には仕事しに行ってるだけなので、会社の人と外で会いたくないけど、先輩の誘いを断っちゃいけないと思って苦行に耐えた。
何となく裏でお局にこそこそ勧誘を受けていることは黙っていないといけないと思っておじさん上司にも相談できずにすり減っていたけれど、私があまりにも人間に関心がなくつれないので、というかお局を持ち上げるのが下手すぎたからかもしれないが、3年くらいして派閥への取り込みは諦めたらしい。
その後、お局が可愛がっていた女の子が退職したら、急に無気力になって後を追うようにお局も辞めていった。
まあ、定年後の話だけれど。
もう一度新人をやれるとしても、初代お局とは絶対に距離を置きたい。
現役お局の記事は下記2件。


