依頼業務で定期的に覆面調査に行っている温浴施設が数店舗あるが、店舗によってそれぞれいろんな特徴がある。
サービスに満点はないが、施設側としてはお客様に満足を常に追求しなければならない。
その満足が施設や客層によってそれぞれで、主な利用目的や客単価・地域性等によっても変わってくる。
また施設の責任者によっても特徴が出ており、訪問する度に進化している施設は行くのが非常に楽しみである。
温浴施設は最初に素足になり、入浴時には裸になる。
共通している最大事項は清潔感であり、特に女性の感覚は非常にシビアである。
もちろん手に触れる部分や見える箇所は美しくしているが、視点を変えれば汚れやホコリの箇所がたくさん見つかることが非常に多い。
温浴施設はタオルやバスタオルを使用するので、必然的に綿埃が非常に多い。
特にロッカールームは、毎日の清掃がホコリとの戦いである。
更衣ロッカーの内部や上部のホコリは清掃の手順に入っているが、自動販売機の上部はほとんどの施設が清掃の対象外になっていることが多い。
またエアコンの清掃は定期的行うが、換気口は放置されていることがある。
現場スタッフでも視点を変えてみれば、いくらでも不具合な箇所が発見できる。