もう1月も終わりで、温浴施設には大変厳しい2月を迎えます。
営業日数が3日少ないので、入館・売上が少なく人件費率がどうしてもアップします。
このたび日本サウナ・スパ協会では、サウナ施設管理士・サウナ健康士・スパ健康アドバイザーの有資格者に対して、ピンバッチを制作いたしました。
デザインは水滴をモチーフし、それぞれの資格のイメージカラーをアクセントとした爽やかなデザインになっており、それぞれの資格に対する価値観も上がったように思います。
しかし、有資格者の方がどれだけ施設に活用されているでしょうか。
サウナ健康士は技術スタッフの方なので、日常業務をより一層理論的に熟知できるとおもいますが、サウナ施設管理士やスパ健康アドバイザーなどは、どうしても取得したはいいが全く活用されていない施設が多いようです。
サウナの普及活動もいろいろ行われていますが、有資格者がいるサウナといないサウナとの違いを明確にする必要があります。
サウナに関してはお客様が好き勝手に入っていますが、有資格者がいる施設では体質別の入り方や目的別の入り方も普及させていくべきでしょう。
また入浴後においてのマッサージ効果については、市場にかなり増えている格安マッサージ専門店との差別化にもつながってきます。
ANAやJALとLLCとの差別化のように、それぞれのファンがあってもしかるべきです。
スカイマークのように中途半端になってしまうと、温浴施設のリラクゼーション売上はまだまだ落ち込んでいくでしょう。