天国からのプレゼント | 家族関係をひも解き、女性としての人生をあきらめないで生きる

家族関係をひも解き、女性としての人生をあきらめないで生きる

いくつになっても、女性として輝く人を応援するためのブログ

昨年12月カウンセリングのお客様Cさんが亡くなりました

63歳でバリバリ仕事もされているビジネスマンの方でした

 

20年前ぐらいに、ガンになられて

これまで何か所かに転移しておられました

今後の治療の事、生きる意味も考えたい思いで

カウンセリングを受け始めましたニコニコ

 

5月から週1回のカウンセリングの中で

親に対するうらみ、仕事上での想定外の出来事、

理解しがたい人間関係の事

どんどん整理されていきました

 

「起こった出来事が感謝に変わっていき

生きるのが楽しくなってきました」

「なんかもうガン治っちゃったかも?」

「生きる気力がわいたので、好きな音楽始めました」

「他にもやりたい事が沢山出てきました」

Cさんはそんな風に言われていましたラブラブ

 

顔色も良くなり、服もカッコよくして

毎回元気そうにカウンセリングで話されていたので

私もガン治ってきているかな?

そんな気持ちになってきました

 

そんな矢先

「Cさんが脳梗塞で倒れ、亡くなりました」の連絡がきました

「えーおとといラインで今後のことを話していたのに」

「まだ63歳で、これから彼女も作るって言ってたのに。。。」

 

その後私はしばらく無気力状態になりました

「私のアプローチが不十分だったのかな?」

「私に気をつかって、元気になってきましたと言っていたのかな」

「もっと他の方法をとっていたら、亡くならないで済んだのかな?」

 

自分がやってきたことに対する自信を失い

新しいお客さんを受け入れる気力がなくなってしまいました

しかし、自分がとんでもない勘違いをしていたことに

気がつきました

 

「私が間違ったアプローチをしたから、Cさんが死んでしまったのかな?」

「もっと良いやり方をすれば生きのびたかもしれないのに。。。」

なんて、心の中で思っていたんです

それって、傲慢だな!!

神様でもないのに

 

いつまで生きるのか、死ぬのか

どういう風に命を終わらせていくのか?

 

それは本人か、運命か、神様かわからないけど

少なくとも私が決めることではない

 

生きることを選ぶサポートはできるかもしれない

生きるのが楽になるサポートも出来るかもしれない

 

しかし、なんにしても選ぶのは本人

ただ私はこういう考え方、やり方がありますよ

この方法を選ぶならサポートしますよ

ただそれだけ

本人や本人の運命への尊厳を忘れて

境界線を越えて、勝手に荷物を持とうとしていたんだ。。。

そして

Cさんが亡くなったことにショックを受けて

無気力になっていました。

何やっていたんだろう。。。

傲慢にもほどがある。

私がどうこう出来ることではない!!

 

Cさんは亡くなったけれど

私に大事なプレゼントを残してくれた

ありがとうございます!

Cさんの笑顔と共に境界線と尊厳を

毎回カウンセリングをやる時に

思い出しますニコニコ

 

ということは、私の心の中で

Cさんは生き続けますね!

だけど、

もう1回会いたかったな~~