弟２人の３人兄弟の中で育った私は
子どもの頃から食べ物のバトルの中で大きくなった。
頂き物のケーキやジュースをどう等分に分けるかは
大問題だった。
頑張って分けても
「こっちのケーキは1ｃｍ大きいよー」
「そっちのジュースは1ｍｍ多く入っているね」
と言われる始末で
お互いに目を凝らして、等分に分けるのに必死だった。
だから大人になっても、何かを食べる時には
どこかで「等分に分けなくちゃ」という前提があった。
もちろん、美味しいものをついつい余分に食べてしまって
反省することも時々ありましたが
意識は「みんなで分けなくては！」というものがありました。
しかし、パートナーには、その概念が全くありません
居酒屋で飲んでいた時の事
ついつい話に夢中になり、ふと目の前のお皿を見ると
何と空っぽ。。。
食べようと思っていた、お刺身がない！！
運ばれてきたお刺身が一切れもない！！
どういう事？？！
「お刺身がない。。食べようと思ったのに？」
と思わず声に出すと、
「食べたいなら、また頼めばいいじゃん！！」
と悪びれもせずに、明るい返事が返ってきました。
びっくりしました～～
何でも分け合わなければ、、という考えの私にとっては
衝撃でした。
違う星のひとだな。。
また別の日。
違う居酒屋に行くと
今度は私が大好きなものが出てきました。
喜んで食べていると、
食べたかったら、全部食べていいよ～
という言葉
「へぇ～いいんだ」
心おきなく食べました
もちろん、分け合って食べる時もあります。
しかし、どうしても等分に分けないと、、、
という子供の頃に持った、こうあらねばは、なくなりました。
考え方や育ち方が違う人と暮らすって
びっくりも多いですが、面白いですね～～