チュロスの誘惑 | 食べて歩いて遊んでスペイン!

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バルセロナ在住ウルコの目、舌、耳、足、恥を駆使して、グルメからスペイン夫・親方との家庭生活まで、まるごと日常スペインをご紹介します。

イブの宵から一夜明けて・・・。

いゃぁ、よく遊んだねー。もう明るいし、そろそろ帰ろう・・と、ちょっと待って、この揚げ物の濃ゆいニオイは・・・そう、churrosチュロス)!

日本でも、もうお馴染みですよね、棒状のドーナツ。日本ならミスドだけど、スペインには、チュロスを売る churreriaという店があります。このチュロス屋さん、プレーンなチュロスはもちろん、もっと太い porras、これらにチョコレートがけしたもの、中にクリームが入っているものなどあって、バリエ豊富です。bunuelos小さな揚げシュー、クリーム入りが多い)は、プチ・クリームドーナツって感じですね。その他、以前「金髪のペコちゃん」でご紹介した豚の皮・豚の顔チップスなどのスナック類も扱っており、店から店への移動中に、ここで小腹を満たすという使い方もあります。

discotecaでも、afterでも、入る時に行列しましたが、最後の力を振り絞って行列します。お好みのチュロスに、taza de chocolateトロリとしたホットチョコレート。飲み物というより、チュロスにつけるチョコソース)。これで夜通し遊んで疲れた体を満たしながら帰ります。 この日、25日は祝日で、ほとんどの商店はお休みです。開いているのは、一部の飲食店、ケーキ屋さん、そしてこのチュロス屋さんぐらいです。昼さがりには、公園で遊び疲れた子ども達が、ここで、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんに、おやつをおねだりしています。

さて、若者達は、家に着くなり眠ります。お昼に起こされて、気だるい昼食、その後また眠ります。あるいは、帰宅後すぐ昼食、就寝するという人も。夜眠らないスペイン。でも、伝統の siesta(昼寝)が、ナイト・ライフを支えています。

・・・そうして、再び夜。 siestaから目覚めて、夕食をすませる頃、仲間からのお誘いの電話にOKできるほど回復している彼ら(学生)のクリスマス休暇は、まだまだ続く。