はじまりの夢50 | 遊人 World

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この世界の物語はフィクション!! 気分で? 音楽・魚・植物等
(トラブル防止の為、二次使用禁止)

「えーっと」

 

俺は花ちゃんに、いろいろな事を聞いていた。

 

「まず、銅銭100枚で銅貨1枚・銅貨100枚で銀貨1枚、このように100枚単位で金貨・白金貨・白金棒と交換できる」

 

この世界のお金の価値は銅貨1枚が100円で銀貨が1万円位らしい。

 

「物の品質は、粗悪・低品質・普通・高品質・最高級・神秘級となります。まぁ、傷薬で言えば粗悪品はほぼ効果はなく、小さな傷に塗る程度の物です。一般に出回っている物は高品質までかな、高品質の傷薬は銀貨10枚前後だと思うよ」

 

「さっき言っていた解析って何?」

 

「魔法の一種だね」

 

この世界のには魔法が存在するらしい。

 

「まさか! 魔法も知らないの? この危険な森でよく生き残れたものだわ」

 

「一応、あそこにある剣と弓で、なんとかなったよ。この辺りには狂暴な動物は出ないからね」

 

危険な目にあった事は・・・狩り以外ないのだが危険な森に住んでいるらしい。

 

「まさかとは思うけど剣を見せてもらってもいい?」

 

「いいけど、切りかかって来ないでね」

 

「そんな事しないわ。ぶっ・・・・・何これ!!」

 

剣を真剣な目つきで見ていたと思うと吹き出して怒っている。

 

「これ、玉鋼の剣・低品質って玉鋼で出来てるの?」

 

どうやら鍛冶系の技術は無いらしい。

 

「玉鋼? 適当に砂鉄を溶かして型に入れただけの剣ですよ」

 

「適当に溶かして出来てるって、なめてるわー しかも鋳造って鍛冶屋にキレられるわよ。玉鋼は一部の地域でしか手に入らない上に、その地域の鍛冶屋が独占しているので手に入りずらい物よ」

 

どうやら製鉄の技術はあるらしい。

 

「ほんとうに、出鱈目(でたらめ)な人ね。」

 

「それほどでも・・・」

 

「褒めてないから」

 

褒めては、いないらしい。

 

今の季節は11月下旬であっているらしい。この世界に誕生日は無く1月1日にみんな年を取る事や、この森を出ると小さな村がある等たくさんの話を聞いていた。

 

 

つづく