おはようございます。
あそびゴコロの洲鎌です!
久々にアメブロ更新していきますねー!!
前回と同様に肝についてお伝えしていきます。
肝の病症には、肝鬱気滞(肝気鬱結)、肝火上炎、肝血虛、肝陰虚、肝陽上亢などがよく見られます。
また、詳しくお伝えしていきますね。
①肝鬱気滞(肝気鬱結)
情志の変化などにより疏泄が失調し、気鬱・気滞が起こる病証になります。
長期わたって気分がふさいだり、突然の強い精神的な刺数を受けたりすると起こりやすいです。
また、気機の失調、気鬱や気滞は情志に影響し、悪循環を形成しやすくなります。
臨床上、よく見られる病証のひとつなので様々な臓腑に伝変(伝わり変化)する特徴があります。
(1)疏泄が失調する
疏泄の不及により、気機が滞ると精神抑鬱が出現しやすくなります。
疏泄太過により気機が充進すると、昇発という肝の生理特性によって気機が過剰に上昇していきます。
気が昇ると、急躁や怒りっぽいなどの情志が出現しやすくなります。
(2)気が滞る
胸部や上腹部に気の滞りが生じ、前胸部の不快感などが出現します。
また胸肋部は、肝経・胆経の領域であるため、疏泄が失調すると胸肋部痛が出現しやすいです。
このようにストレスなどにより、肝は影響受けやすいんですね。
次回も肝についてお伝えしていきます。
宜しくお願い致します。