みなさんこんにちは!
あそびゴコロ鍼灸整骨院の浜田です。
今日からダイエットを効率的に行う方法をお伝えしていこうと思います。
肥満になってしまうと、糖尿病や高脂血症、高血圧、痛風、胆石症などなど様々な病気の原因となってしまいます。
WHOの2003年の発表によると「肥満の原因は摂取エネルギーと消費エネルギー量の不均衡にある」とのことです…
つまり、エネルギーの摂りすぎ(食べ過ぎ)ですね。
エネルギーは生きていく上では必ず必要なものですが、摂りすぎると肥満に繋がってしまいます。
当たり前ですね(^^)
どんなエネルギーが体に必要なのでしょうか?
それは、炭水化物、脂質、タンパク質です。
これらの栄養素は口から取り込まれた酵素によって、体内で酸化分解されその人の身体のエネルギーを作り出しています。
体内で1gあたり炭水化物は4㎉、脂質は9㎉、タンパク質は4㎉のエネルギーになります。
酸化分解されて作り出されたエネルギーは一日のうちで
①基礎代謝 60%
②活動代謝 30%
③DIT(食事誘導性耐熱産生) 10% の3つに使われます。
①基礎代謝は何もせず、じっとしていても消費されるエネルギーのことです。
骨格筋 22%
肝臓 21%
脳 20%
脂肪組織、心臓、腎臓などは10%を切ります。
年を取ると代謝が悪くなる主な原因としては身体を動かす筋肉の減少が考えられます。
筋肉は1キロ増えると基礎代謝が13㎉アップします。
一方、筋肉量は何もしないと毎年1キロずつ減少していきます。
例えば、70㎏の男性の場合、20歳のころの一日の基礎代謝の推定値は1680㎉ですが、筋肉量が低下している50歳代になると
1505㎉になる。
175㎉も差がありますが、6枚切りの食パン1枚分。
毎日毎日食パン1枚分余分なエネルギーを取ることになります。
これってすごいことですよね!
②活動代謝
日常で体を動かすことで消費されるエネルギーを指します。
毎日の運動習慣が身についているなどの活動量が多い人は活動代謝も多いです。
活動代謝は全体の30%ほどにしかすぎず、基礎代謝の方が圧倒的に消費エネルギー量が多いです。
③DIT(食事誘導性耐熱産生)とは、食べることで消費されるエネルギーのことです。
消化液を出したり、消化管でアミノ酸などを吸収したり、内臓が代謝する事でエネルギーが消費されます。
自分の基礎代謝を知ろう!
基礎代謝の算出法
方式 厚労省発表
基礎代謝=基礎代謝基準値×体重(㎏)
↓
15~17歳 | 18~29歳 | 30~49歳 | 50~59歳 | 70歳以上 | |
男性 | 27 | 24 | 22.3 | 21.5 | 21.5 |
女性 | 25.3 | 23.6 | 21.7 | 20.8 | 20.7 |
ポイント
脂肪を蓄えにくい体を作り、さらに身体についた脂肪を健康的に落としていく為には、
摂取エネルギーが基礎代謝を下回らないようにしなければなりません。
つまり、基礎代謝が使われる分はきちんと食べる必要があるという事。
なぜなら、基礎代謝を下回った生活をしていると身体は生命の危機に瀕した状態だと判断し、消費エネルギーを極力抑えて
脂肪をなるべくため込むようにします。
そのため、逆に痩せにくい体を作ってしまいます。
まずは、代謝の基本からお伝えしていきました。
次回は、体脂肪や食事について書かせて頂こうと思います。
宜しくお願いしますー(^^)/