ブラジルの格闘技サイトTATAMEにて、ブラジルの占星術師がヴァンダレイ・シウバ選手と、ホドリゴ・ノゲイラ選手のUFC110での試合についてコメントしています。

コメントしているのは、TATAME雑誌版でファイター達の星占いを担当している、Carlos Hollandaという占星術師のようです。

Carlos Hollanda氏は明日は両ブラジル人ファイターにとって良い夜になると占っているようです。

“火星と月がライオンと化し、ファイター達の特性を更に勢いづけるでしょう。”と予言しています。

更に両選手に対して、下記のようなアドバイスを送っています。

“ヴァンダレイは、彼の打撃が一見効いて無さそうに見えてもうろたえてはいけません。彼の地図に火星が水星と重なるのが見えます。これは知的に計画を遂行することを意味しています。彼が打撃が効いているかどうかに捕われすぎると、対戦相手の弱点をつくために何をすべきかの概念を失いかねないでしょう。ノゲイラは、腹部への打撃と、彼自身の膝に関して少し気をつけた方が良さそうです。”


大会前の予想は多くのサイトでも行われていますが、このような切り口での予想は珍しかったため紹介させていただきました。



いよいよ明日に迫ったUFC110。PRIDEでも王者に君臨にしたことのある両ファイターに、日本のファンからも注目が集まっています。ノゲイラ選手は勝利に手をする可能性が高いと思います。シウバ選手は初のミドル級体重での試合となるため、少し想像がつきにくいところです。シウバ選手の階級転向が吉と出るでしょうか、それとも凶と出るのでしょうか。







Undirt.comにてアリスター選手のインタビューが掲載されていました。そこでアリスター選手は今年中にヒョードル選手と対戦することを示唆していました。

インタビューでアリスター選手は下記のように語っています。

“私は確実に今年中にヒョードル選手と戦うことになると思います。ヒョードル選手が対戦を拒否しない限りは、確信を持っています。ヒョードル選手が拒否することはないでしょうが、ヒョードル選手のマネージャーを含む周囲の人たちが承諾してくれるかは少し不安です。”

また、アリスター選手はヒョードル選手以外のストライクフォースに所属するヘビー級ファイター達との対戦にも意欲を見せています。

“ブレッド・ロジャーズとも戦いたいです。彼はパワーはありますが、しゃべりすぎです。体も大きいですが、特に気にはなりません。ヴェウドゥムはビッグマウスなので、叩き潰してやりたいです。アルロフスキーも良いファイターなので、いずれ戦うことになると思います。”

アリスター選手はUFCについてもコメントしています。

“私はUFCが最も競争が激しい場だとは思いません。ストライクフォースには私の他に、ロジャーズ、ヒョードル、ヴェウドゥム、アルロフスキーも所属していて、どんどん強いファイター達が増えています。確かなことは言えませんが、今となってはヘビー級はUFCよりも強いのではないでしょうか。なので現段階でUFCに移ろうとは考えていません。”

最後にアリスター選手自身のヘビー級ファイターの中でのポジションについてコメントしています。

“私はヘビー級のトップ5ファイターの内の一人だと思います。私の他にはヒョードルやレスナーがその中にいると思います。その他のファイターについて詳しいことは分りませんが、ドスサントスがその中に入ると思います。彼のことは印象に残っています。”




今のMMA界において、ヒョードル選手VSアリスター選手は最も対戦が望まれるドリームマッチの一つです。両者共に強い内に、是非実現して欲しいものです。


■ヒーリング、“ダナはフェラーリを6台所有している”

Fighters Only Magazineでヒース・ヒーリング選手がUFC、そしてダナ・ホワイト氏に苦言を呈しています。

UFC87でのレスナー選手との対戦以来、UFCで姿を見せなくなったヒーリング選手ですが、現在は俳優業に精を出しているようです。UFCでの試合のみでは生活が出来ない状況のようです。インタビューでヒーリング選手は下記のように語っています。

“UFCはクートゥア、ミア、レスナーのように前面に押し出したい選手のことしか気にかけなません。問題は、気にかけられなかった選手達です。彼らに気にかけられなければ、ほとんど何も与えられません。”

“私は自身のためにもお金を稼がなくてはなりませんし、家族も養わなければなりません。しかし、UFCにいるとそれらが不可能になります。UFCがもう少しだけお金を払ってくれれば、私も戦うことが出来ます。ただ今は俳優業の方が稼げるので、それで成り上がろうとしています。”

“UFCは選手達の地と汗と涙で成り立っています。それなのに、健康保険など何もありません。試合に向けた練習で怪我をすれば、見捨てられてしまいます。これは馬鹿げています。ダナ・ホワイトは6台もフェラーリを所有しています。一つで良いから私にくれと言いたいです。”

ヒーリング選手はUFCとまだ契約が残っているようですが、今後UFCのリングに上がることはあるのでしょうか。


ヒーリング選手が指摘している、UFCでは人気選手ばかり優遇されて、その他の選手が冷遇されているというのは、格闘技興行やその他のスポーツ興行では一見普通のことのようにも見えます。ただ、ヒーリング選手がここまで声を荒げて主張するということは、よほどUFCの人気選手とそれ以外の選手への待遇の差が極端ということでしょうか。PRIDEを経験しているヒーリング選手が主張しているので、そういうことなのかもしれません。アメリカン・ドリームの裏には、過酷な生活を強いられている選手が何人もいるのかもしれません。



■アローナがヒョードルの次戦についてコメント

ブラジルの格闘技サイト、TATAMEにてヒカルド・アローナ選手がヒョードル選手VSヴェウドゥム選手についてコメントをしています。

アローナ選手はコメントの中で、ヒョードル選手への対策として、素早く動き回ることだと言っています。ヒョードル選手の視界に一秒でも捉えられてしまったら、打撃をもらってしまい、逃れるのは難しくなるとのことです。アローナ選手は、スピードと柔術がヒョードル選手攻略の鍵になるとして、コメントを締めくくっています。


アローナ選手が指摘するように、ヒョードル選手より素早く動ければ、ヒョードル選手と戦う上で非常に有効に働くと思います。ただし、ヒョードル選手の武器の一つはヘビー級の中ではずば抜けているそのスピードでもあり、それを凌ぐスピードで動けるヘビー級ファイターは見当たらないというのが現状だと思います。