この世界と若者と | 明日へのまいにち

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写真とイラストにコメントしつつアメブロのお題に挑戦してみます。

スマホ

 

今年の3月14日に、赤十字のイベント
「もしもの時の対処法」
という講座が公民館で催され、
合唱サークルはその前座で
4曲うたうことになりました。

「昴」「東京ブギウギ」
「海に来たれ」と「フニクリフニクラ」です。

入会したばかりの40代の子Mさんが
どれも知らないと言ってました。
残念ながら、Mさんは当日仕事でお休みです。

「昴」は、昔、車の宣伝で使われたことがありますし
「フニクリフニクラ」だって、湯山先生の言うには、
アリナミンのCMに現在、使われているとのことで、
有名なはずなんだけど
テレビは見ないというのがMさん。

考えこんでしまいました。
そりゃ、いまは楽しいから
スマホ情報で満足してるかもしれんが
年を取ったら、みんな、共通の話題に困るかも。
おなじ歌をうたい、おなじ俳優の昔話で盛り上がったり
おなじ映画やドラマで泣いたり笑ったりしたことを
みんなで話すことは、
この若者たちに限って言うなら、
もうできなくなるんでしょうね。

すごく寂しい人生だ。
人と人の間に壁が出来てしまう。
昔話のネタがなくなる。

若者の現在は、未来から見るなら過去になる。
未来に残すべき共通遺産が貧しいと
損をすることが多いだろうなと思ってしまう
今日のわたしでした。