(1)過剰仮骨 ・・・骨折時の骨のずれ(変形)がきちんと整復・矯正
されず骨折片の転位が大きいと、やはり過剰に仮骨が出現し、周囲の組織の圧迫や近傍の関節可動域の弊害により、運動障害や慢性的な痛みなどの後遺症を生じることがあります。 ① 粉砕骨折 ② 大血腫の存在 ③ 骨膜の広範な剥離 ④ 早期かつ過剰に行われた後療法など * 関節付近の骨折に多いようです。
(2)偽関節 ・・・遷延治癒などの骨癒合障害により、完全骨折で全く骨癒合が得られない場合、骨折箇所があたかも関節が存在するように可動性を生じたもの。 ① 癒合障害作動力 ② 血行不良 ③ 骨欠損(粉砕骨折) ④ 軟部組織介在 ⑤ 血腫の分散・流出 ⑥ 内分泌異常 ⑦ 栄養障害 ⑧ 整復・固定の不良 ⑨ 短すぎる固定期間 ⑩ 過度の牽引 ⑪ 不適切な後療法など