今日、エステのお試しフェイシャルをやってきた。
あの有名なT◯Cで。
お試しに行ったら、強引にコースを勧められる覚悟だった。
しかし、それより初めの肌のカウンセリングを担当する人が感じ悪かった。
いや、感じ悪いというか私には有り得ない接客態度。
人の話を最後まで聞かない上に、思い込んで勘違いする。
それで、分かってもらおうと話を戻すと
『いや、私が訊いているのは絶対治したくないんですか?』
・・・絶対って。
あんた、世の中でそうそう絶対って言い切れる事は少ないよ。
しかも、最初っから断言された。
『お試しは、コースとか期間のお話し合いをするためにしますから』
かなり憤慨して帰ろうと思ったが、友人と来ていた私は
彼女をおいて帰るわけにもいかずダークな気分でエステを受けた。
エスティシャンの方は良い方で、その後コースも強引に言って来なかった。
彼女がいなければ、これからも通いたかったが
通うたび、ムカムカ嫌な思いをするなら行きたくなくなった。
あの人、性格悪そうな顔してたなぁ・・・・
肌は確かにキレイだったけど、ネズミみたいな顔だった。
砂辺

仕事で役所へ向かうとき、ある所を通過する。
そこには『ハマチャリ』の貸し出し場所があるのだ。
いつも、おじさんがパラソルの下で受付をしている。
すごく天気が悪くなければ、大抵おじさんが座って貸し出す。
この『ハマチャリ』の事業は、apbankというエコロジーに関する事業立ち上げにだけ
融資する団体によって作られたものだった。
apbankは、ミスチルの桜井さんや小林武史さんらによって融資先を決定する
銀行のような役割を負っているけれど、環境問題の取り組みによるものである。

今日、いつものように自転車で役所をまわっていた。
ある会社の前を通ると、サラリーマンがハマチャリを乗っている。
どうやら、自転車で取引先をまわっているようだ。
・・・・私は、ハマチャリが単に観光する方を対象にと思い込んでしまって。
でも、そうか。なるほど。そうだよ。すごくいい考え!!
こんなに密集したオフィス街なら、自転車の方が動きやすい。
駐車場は少ない上にバカ高いもん。
電車で動くには、一駅が近すぎるし。
いいもん見た!!と、すごく嬉しくなった。
そのサラリーマンの方が、ハマチャリはどんな理念のもとで貸し出しているのか、
知っていて使ったのかは分からないけど、とてもいい風景だと思った。

私たちの手から繋がっていく未来。
私の孫やひ孫、それからまたその子供。
どこまでも澄み渡る空を見る事が出来るかな?
キレイな海を見て、感動することができる?
季節の運ぶ空気を感じることがあるのかしら?
いつか宇宙旅行が身近になったとき、
私たちの子供が『地球は青かった』と言えたら、どんなに素敵だろう。


ピンク

いつまでも子供は幼いままじゃない。
分かってはいるのに、なぜか現実的な感覚を覚えない。
小さい時には早く大きくなれって願ったものだけど、今じゃ小さな頃が懐かしくなる。
息子が仕事を休んで欲しいとは、あまり言わない。
それどころか幼いときには熱が出てても無理矢理、保育園に連れていった。
生活の為に、私は何があっても休まなかった。
仕事を休むのが恐かったのだ。母子に仕事は甘くない。
休んだ分だけ賃金が少ないのは仕方無いけれど、『だから母子は・・・』という
言葉がキライだったから。
子供のことで休むというのは、人が思うより世間の評価は冷たい。
『子供で都合が悪くなる』というのが、会社にとって面倒なのだろう。
だから、自分に高熱が出ようと息子の行事があろうと休まなかった。

そんなある日、息子が泣きながら仕事場へ電話をくれた。
どんなに怪我をしても泣かない息子なのに、何があったのだろう?と不安に思った。
電話の内容は、お友達から仲間外れにされて意地悪を言われた、とのことだった。
私が『今から、お家に帰ろうか?』との言葉に、息子はこう返した。
『僕は大丈夫だから、いいよ。
 ママは、お仕事が大変でしょ?
 僕は泣いてるだけだもん。帰って来なくていいからね。』
確かに、仕事はある。
そのとき0.02秒ぐらいで、考えが巡った。
私は、何の為に仕事をしているのだろうか?
果たして、今日この仕事を放り出したら会社は困るだろうか?
息子は、あとどれくらいで私の胸を必要としなくなるのだろう?
そんな答えが出る前に、上司に息子が大変な事になっているので帰る旨を告げていた。

電車を乗り継いで、家まで走りながら改めて思った。
仕事は大切だ。私だって、努力して仕事を任せてもらっている。
けれども、息子の心の痛みや成長の過程は二度と取り返しのつかない、
それに私はどんな風に関わっていけるだろう。
私の代わりはいない、それがどんなに重要な意味を持つだろう。

帰ってから息子は大きな目を腫らしながら、まだ泣いていた。
息子は驚いて、どうして帰って来たの?僕のせい?って訊いてきたけれど。
私はとりあえず、思いっきり抱きしめてみた。
『ママは今、何が一番大事なのかって考えたら家に帰ることだったから帰ってきただけ。』
そう言うと、息子は嬉しそうに、そしてまた大泣きした。

結局、その会社は上手くいかなくて辞めた。
だけど私は、思う。
私は、間違ったことは何ひとつしてない。
そして、後悔もしていない。
それから同じようなことが起きれば、きっとまた同じことをするだろう。
もう何も恐くない。
ずっと仕事を失うのが恐かったけれど、心無い会社なんて大した会社じゃない。
誰かにとって利益だけが全てかもしれないけれど、それが全てじゃない人間もいる。
私は生活の為だけに仕事を選んで来たけれど、
体面や中途半端なプライドを捨てれば仕事はいくらでもある。
それに気づいたら、すごく生きるのが楽になった。
今は1人ではないから、もーっと恐くない!!