砂辺

仕事で役所へ向かうとき、ある所を通過する。
そこには『ハマチャリ』の貸し出し場所があるのだ。
いつも、おじさんがパラソルの下で受付をしている。
すごく天気が悪くなければ、大抵おじさんが座って貸し出す。
この『ハマチャリ』の事業は、apbankというエコロジーに関する事業立ち上げにだけ
融資する団体によって作られたものだった。
apbankは、ミスチルの桜井さんや小林武史さんらによって融資先を決定する
銀行のような役割を負っているけれど、環境問題の取り組みによるものである。

今日、いつものように自転車で役所をまわっていた。
ある会社の前を通ると、サラリーマンがハマチャリを乗っている。
どうやら、自転車で取引先をまわっているようだ。
・・・・私は、ハマチャリが単に観光する方を対象にと思い込んでしまって。
でも、そうか。なるほど。そうだよ。すごくいい考え!!
こんなに密集したオフィス街なら、自転車の方が動きやすい。
駐車場は少ない上にバカ高いもん。
電車で動くには、一駅が近すぎるし。
いいもん見た!!と、すごく嬉しくなった。
そのサラリーマンの方が、ハマチャリはどんな理念のもとで貸し出しているのか、
知っていて使ったのかは分からないけど、とてもいい風景だと思った。

私たちの手から繋がっていく未来。
私の孫やひ孫、それからまたその子供。
どこまでも澄み渡る空を見る事が出来るかな?
キレイな海を見て、感動することができる?
季節の運ぶ空気を感じることがあるのかしら?
いつか宇宙旅行が身近になったとき、
私たちの子供が『地球は青かった』と言えたら、どんなに素敵だろう。