家の近くに、ドラッグストアがある。
そこには何でも売っているし、ほぼ毎日のように行く。
大体の店員の顔を把握し、仕事っぷりを観察してしまう。
1人、とても若い・・・多分、高校生ぐらいの男のが働いている。
ある日の事、私はその彼がやるレジへ並び、前のお客さんが済ませるのを待っていた。
前のお客さんは、おじいさんだった。
おじいさんは耳は遠く、手も覚束ない様子である。
男の子は、先に渡したお釣りの小銭を
おじいさんがゆっくりしまっているのをじっと待った。
苛つく顔でもなく、急かせる様子でもなく。
ポイントカード、札のお釣りを渡したが覚束ない手ではしまうのに
おじいさんはさらに悪戦苦闘している。
男の子は、おじいさんの耳に顔を近づけていった。
『宜しければ、僕がお財布にしまいましょうか?』
おじいさんは、コクンと頷いて男の子に財布を渡した。
男の子はサッとしまい、レーシトをおじいさんに見せてから、
ココにしまいますから、と告げて入れてあげたのだった。
それから、私の番になったとき。
『大変お待たせして申し訳ありません。』と一言いうと頭をペコッと下げた。
私は笑って、いいえ、と返しただけだったけど
とても男の子が好印象になったのだ。
しかも、かなりキュート!!(本当はそれだけなんじゃないの?)
あー私が十年若かったらなぁ、ナンパされてたなぁー(妄想です)

しかし、見習うべきは大人なんだと思いました。
きっと素敵な男性になるんでしょうね☆

今、家では私とTADが逆転している。

私は彼から給料を貰わず、彼が家計を担当することになった。

まぁ色々なことがありまして。

光熱費などの支払いは勿論、私がしていることを実感したいと言ったのだから、

やってもらうことは隅々までやってもらおうと思っている。

ところが、食事の買出し、家事や炊事、何もしていない。

というか、出来る時間がないのだけれど。

それを分かっていて、彼が自分で実感してみると言うのならやってもらうしかない。

そうなると、自ずと私は彼のやってきた行動を思い出し、

私を困らせた数々をやってみようと思う。

買い物は着払いで、彼に払ってもらおう。欲しいものは、相談しないよ。

それから、食料の買出しは自分で冷蔵庫の中を見て買ってきてもらおう。

息子に頼まれた靴下、体操着、これも頼んでおこう。

洗濯物が溜まっているけれど、私から靴下が足りないから洗ってって急かしてみよう。


もし、彼が夫と妻の立場が対等であり、私に放った言葉を申し訳なく思うのなら

彼はこんなにも意固地に謝罪しないことはないだろう。

もし、日々の生活が円滑に回っていることを彼に感謝の気持ちがあるなら

実感する前に、私への労いの言葉と自分の非を深く表し申し出るだろう。

実感し、苦労を目の当りにしなければ気づかない彼はいつになったら改めるのか。

いくら役割があっても、それをこなす時に相手の時間や労力を割いていることにいつ気づくのか。

私はそれについて、甘やかすことはしない。

人間は誰しも、誰かの力があって今を維持できるのだから。

田口ランディさんの恋愛短編集『ミッドナイトコール』を読んだ。

この中の主人公の女性たちは、共通の心がある。

愛されたい、そして愛したい、ということ。

恋愛に振り回されては自分を見失い、そんな自分に振り回される。

恋愛というのは、スタートもゴールもピンボケしたように分かりづらく、

チリチリするような焦燥感や切なさを感じるものだ。


かくいう、私の恋愛は。

愛したいから、恋愛をしていた。

だけども愛せずにはいられないような男はいなかった。

私は1人1人の男の、最高に嬉しいことと最悪に嫌いなことを把握する。

心から愛されるように、別れる時には振り切れるようにするために。

そして、次の男が待っている。

私が心から誰かを愛するまで、それは永遠に繰り返されていたのかもしれない。

そんな状況を、時には疲れ、時には幸福に思った。

想うあまり病院送りになった男、貯金を崩してまで会う男、

いつでも会えるように学校に行かなくなった男。

色々な男たちが世の中にはいるもの。

今、思えば忍びない気持ちになる。

申し訳ないなーっては思うけど、絶対に会いたくない・・・・・

だって、夜道で後ろから走って来られると刺されそうで恐いんだもん。

それでお相子、恨みっこなしじゃない??

・・・・・若気の至りってやつだよね・・・・。