
今日は、ほんとに長い一日だった。
今日よりも明日はいい日になるだろうか。
明日よりも、明後日はいい日が来るだろうか。
私は明日を想う誰かの気持ちを考えると、とても辛い。
会社で、ある出来事が起こった。
会社のみんなを巻き込んだある出来事、としか言えない。
何より私がショックだったのは、彼がそういうことをした、
という事実ではなく、そういうことをしなければならないほど苦しんでいた、
ということの方が遥かに、言葉なんかよりも遥かに、辛いことだった。
どんな思いで彼はそれをやってのけたのだろう、と思うと途方もない気持ちになる。
いま、こんなに言葉を並べたところで何も変わったりはしないのだけれど。
私は何を見ていたんだろう、と本当に悔しくて仕方がない。
私の力で何か出来たわけでもないけど、それでも一体何を見ていたんだろう。
彼の苦しみは、救われなければならなかった。
正義は、決してこの世界に通じるものではない。
正義を貫こうとしたときに、大きな悪が立ちはだかって、
それでも貫く為には、少しの悪に染まる必要がある、
なんていう道理はダメなんだろうか。
少しも染まらないで、キレイなままで、貫けるものが
本当にこの世の中にあるのだろうか。
彼がしたことは、真っ直ぐな正義ではないけれど、
誰もが応援したかったはずの悪に染まらなければならない正義だった。
だからこそ、私は辛くなったのだ。
彼は、どうしているだろうか。
幼い子のいる家庭をもった良き父親が、
抑えきれない何かが生まれ、事を成したとき。
彼はどんな思いで、いたのだろう。
彼の明日は、良い一日になるだろうか。
明日よりも、もっと良い明後日になるだろうか。
今日よりも明日、明日よりも明後日。
少しでも良い一日になりますように。

