
いい事が起きた後は、何となく構えてしまう。
新しい事を始めようとしたときや、嬉しいことが起きたとき。
何となくの胸騒ぎを覚えたら、必ずと言っていいほど的中する。
恐いのは、いい事が不安に覚えるということなのだ。
私の土曜日は、もうすぐ私の誕生日が来るということで
義母から贈られるプレゼントを銀座まで買い物に出た。
『女性は1つだけでも、良いバッグを持ちなさい』
義母の言う通り、人生で初めてブランドのバッグを持つことになった。
私は、ブランドに興味が無いわけじゃない。
ただ自分の相応に合ってないものを持つのは、信条じゃないだけだった。
みんなが持っているから欲しいという気持ちにはならない。
いつか、それに見合う自分になったら自然に持つだろうと思っていたのだ。
だから二十代後半にして持つという流れは、本当に嬉しかったし
何より、そんな高価なものを贈ってくれたのが義母なのだから
私には涙が溢れてしまうほど感激する出来事になった。
しかし、やっぱり不安は的中してしまった。
今朝早くから、母の電話で私の日曜は暗くなったのだ。
妹の旦那さんのお母さんが脳死という連絡。
妹はちょうど1年前に挙式を上げたばかりで、
私もそのお母さんとは面識がある。
何より、彼女はまだ若いのにあまりに突然だった。
もう意識は戻らない・・・・まだ、孫だって抱いた事ないのに。
人の人生は、どこで終わりを告げてしまうのだろう。
もし私の母だったら、もし義母だったら・・・・
そう思うと、何て彼らに声を掛けたらいいのか分からない。
何がどうさせるのか分からないけれど、少し情緒不安定気味である。
来月から始まる子宮の検査も、どことなく不安にさせる。
そして、この月は私にとって哀しい月でもあるからかもしれない。
