日にちを前後します。

 

健診後すぐに行った近所の病院から電話があり、腫瘍の生検結果が出たので、現在の主治医のところにデータは送ったけど、直接、説明を聞きますか?とのことだったので、4月7日に今一度、伺いました。

 

大腸癌は明らかだったので、行かない選択肢もありましたが、私の徒歩2分のホームドクターとして長くお付き合いさせていただきたいと思っていたからです。

 

まぁ生検結果の資料を見ても何のこっちゃで、とにかく「悪性」なのね、ということは分かりました笑。

 

大腸カメラ時に背中をさすってくださった看護師さんも手術がすぐに決まったことを喜んでくださり、励ましていただきました。

先生はあまりおしゃべりなほうじゃないのですが、カメラさばきはお上手だったので、これからも信頼していきたいと思っています。

4月15日、術前のCTで子宮筋腫を指摘され、婦人科受診。

 

私はこの年齢まで子宮系の大きなトラブルもなく、2年ごとの子宮頸がん検診も受けていますが引っかかったことはありません。

 

女性の4人に1人はできるという良性の腫瘍だそうで、私の同年代の友人の何人かは手術で切除しています。

筋腫があると妊娠しづらかったり、生理痛がひどく出血も多量で、著しくQOLを損なう場合もあると聞いていたので、私には関係のない話だと思い込んでいました。

 

婦人科の先生は物腰柔らかな男性の医師で、CT画像を見ながら丁寧に説明してくれました。

 

私の筋腫は子宮の外にできているもので、大きさは3cmほど。

子宮の中にできると生理痛が重くなったりするそうですが、私のように外側にできる筋腫は、下手な話、いくら大きくなっても特段、案ずることはないとのこと。

 

大腸ガンの手術も控え、術後は定期的に腹部CTなどを撮って経過を見ていくはずなので、それと一緒に筋腫もチェックしながら、これがまた大きくなるといった変化が現れたらその時に考えましょう、との診断でした。

 

すでに数年前に診断されている乳腺嚢胞に加え、術前診断で判明した肝臓血管腫、子宮筋腫、と経過観察項目がドンドン増えていきます…(汗)

 

生身ですから仕方ないですね。

むしろこれで自分の体が抱えるリスクを認識することができて良かったと思っています。

まだまだ自分の体なのに知らないことばかり。

4月13日、ここまで来ると、術前の大きな検査は終わりが見えてきました。

 

朝、消化器内科。

先週に切除したポリープについての診断です。

消化器外科と心エコーが午後受診だったのに、朝一番で予約を入れられてしまい、一旦、帰宅するつもりで受診。

開口一番、時間を見ないで予約をしたことを先生から謝られました笑。

自宅が徒歩圏内じゃなかったら私も問い合わせるとこでしたが、コロナ渦で家にこもりがちだったので散歩も兼ねて、余裕の通院です。

 

前にも書いた通り、切除した小さなポリープたちはすべて良性。

残すは本丸ただ一つ! 憎き大腸ガン(25mm)を制すのみ!

 

帰宅して昼食を取り、もう一度、午後、病院へ。

 

心エコー後、消化器外科の診察。

担当医からは一通りの検査で特に手術を行う上で問題はないこと。

 

ところが。

 

CTで撮影した腹部の画像で子宮筋腫があると!

 

初耳です( ´Д`)

生理不順でもなく、生理痛もあまり無い方なので、まさかとは思いましたが、画像を見る限り、コロンと白い何かが…

 

「一応、婦人科も受診しておいたほうが安心でしょう」との先生の計らいで、2日後に婦人科の受診予約を入れました。

 

術前の様々な検査は人間ドック並み。

ポロポロと予期せぬ色々なものが見つかります…

 

さらに翌週に麻酔科の予約と、もう一度、採血・レントゲンなど、手術直前のデータ取り直し、入院前のPCR検査とインフォームドコンセントの予約を押さえて、その日は終了しました。

続いて腹部エコーも滞りなく終了し「これで肝臓への転移の有無が分かるんだよなー」と漠然とした不安を抱えながら帰宅。

朝から食べていなかったので、お昼には少し早かったものの、軽く菓子パンを食べて、一息ついていたところ、病院から一本の電話が!!

 

「もう帰宅されていますよね? 消化器外科の担当医が、今からもう一度来て欲しいとの事なんですが…」

 

震え上がりました。

さっき撮ったMRIで転移が見つかったのか…?

電話口では詳細を聞けず、とりあえず「すぐ行きます。15分くらいです」と答えるので精一杯。

 

テレワーク中のオットにお願いして一緒に来てもらうことにしました。

 

道中は極力、悪い考えは振り払い、ひたすら歩を進めて病院へ。

受付を通さず直接、消化器外科受付へと言われていたので、そのまま近くにいる看護師に名前を伝えて、待合スペースで待つこと数分。

 

呼ばれて恐る恐る診察室へ入ると

「わざわざ来てもらってすみません!昨日、日帰りで大腸カメラやっちゃったんですよね?!いやー、数日間は入院すると思ってたので、その時にレントゲンとか、検査しようと思ってたんですよー。大腸カメラの時に留めてもらったクリップを撮影しておきたいので、急遽来てもらいました」

と担当医。

 

転移とかじゃなかった!!!

 

クリップは数日で排泄されてしまうので、その前にCTとレントゲンで腫瘍位置を確認する検査が必要だったのです。

 

早く言ってよ〜!

 

「さっき撮ってもらったMRIも今見てますが、肝臓に1箇所、丸いのがありますね。多分、肝臓血管腫だと思います。良性のもので、これは経過観察していけばいいと思うので…肺も大丈夫そうだし、転移は無いと言っていいですね」

とあっさり。

 

CT(造影剤無し)とレントゲンを急遽手配してもらい、ささっと検査終了。

 

私もオットもホッとしながら家路へ。

気分はジェットコースター状態な1日は終わりました。

 

病院から電話って本当に寿命が縮みます…

4月6日はMRIと腹部エコー検査。

 

MRIは医療ドラマで見た限り、長めの筒に入る、くらいの知識しかありませんでした。

CTは映画「スターゲイト」みたいに薄い感じですよね。

 

実は私、少し閉所恐怖症のケがあります。

エレベーターみたいな、ある程度スペースのある密閉空間は意外と平気なのですが、頭上周りが狭くて圧迫感を感じると、途端にダメなんです。

 

以前、LCCでマレーシアに行った際、帰りの飛行機が窓際の席で、しかも隣が巨漢な欧米人というシチュエーション。

ギチギチに狭い機内で、しかも窓側はラウンドしていて頭上空間が狭い。

7時間もこの席で耐えられる自信が無い、とプチパニック!!

が、実はこの飛行機はガラガラで、乗客たちは離陸と同時に好き勝手な席に移動!

CAも客の勝手を容認。

私も、空いている機内の中央の席に移動して何とか心を落ち着けた経験があります。

 

事前にMRIは音がうるさいのと、閉所恐怖症はツラいと聞いていたのですが、体験したことが無いので、多少の不安はあるものの「まぁ、大丈夫だろう」と、特に申し出もせず。

 

検査中は息を深く吸ったり吐いたりを繰り返す、そして造影剤が回るのに少しかかるので、検査時間は通常より長めになる、と説明を受けます。

 

マスクをしたまま横になり、ヘッドホンを装着。

そのままスルスルっと筒の中にベッドが動いていきます。

 

「え、やばい」

 

血の気が引きました。

思ったより、筒の中が狭く、頭上の圧迫感が凄く、その上、マスクをしたままなので息苦しさも倍増!!

「どうしよう!検査が続けられないかもしれない?!」と軽くパニック!

 

ひとまずブザーを押して技師さんに「マ、マスク外して良いですか?!」とお願いしたところ…

 

「いいですよー」と頭の上から声が。

 

スーッと手が伸びてきて私のマスクを外してくれるではないですか!

 

「え、そっち側、開いてたの…?」

 

MRIの長い筒は、向こう側がどん突きだと思い込んでいたんです。

 

「なんだ!本当にただの筒なんだ!!」と思ったら、ウソのように恐怖心が消えていきました笑。

 

閉塞したところに頭を突っ込むのがダメだけれど、向こう側が開いているのであれば何も怖くは無い、という謎心理。

 

おかげでその後は余裕で検査をこなせました。

自分の、もの凄く細かいこだわりがある閉所恐怖症が判明した一瞬でした…。