こんにちは。マリコですうさぎ


以前、私の大学生の時のストーリーを
シリーズでお伝えしましたが、
最後に約束したプラハに行ってきました。
ダウンダウンダウン


手紙には帰国する

飛行機の時間と便が書かれていた。



あと、1時間半後の便

プラハ国際空港までは道路状況にもよるが

だいたい40分。



まだ間に合う。




急ぎタクシーに乗り込み

プラハ国際空港へ。



「お願い、間に合って・・・」





こういう時に限って

プラハ市街地は混雑していて

空港まではいつも以上に時間がかかる...。



1時間弱かかってなんとか空港に着く。



しかし、私も今回の旅で

30年ぶりくらいに訪れた空港。

空港内のどこに何があるか

勝手が分からない。


思いはつのるものの、

焦りもあって出国ゲートが見つからない。

焦れば焦るほど、見つからない。




きっとこれがドラマなら

出国ゲートをくぐる1分前とかで

会えるんだろう。

それこそ運命的。



しかし、これは現実だ。

無情にもディーンの乗る便の

出発時間を迎えた。




私とディーンは約20年越しの約束

を果たしにプラハまで来たものも

再会という夢は儚く散った。



やっぱりここでも

私とディーンの運命の糸は

重なることがなかった。





日本に帰国した私は

忙しい中時間を割いてプラハまで来てくれた

という事に対して、

どうしてもお礼を伝えたかった。




でも、連絡先が分からない。






そこで、ディーンさんが勤める

病院の問い合わせページから

(もちろん詳細は隠して)

感謝の言葉だけを伝える事にした。






to be continued....