ずっと勉強していなかった不登校息子がふたたび勉強を始めるまで。(後編)
(ここまでのやりとりはいろいろ省略。)とにかく今は息子はマイペースに中1の範囲を勉強している。勉強するようになったのは、息子に合う教材に出会えたから。11月下旬に、たまたま書店で見かけて、私も夫も興味を示した、アプリ連動型の参考書。1冊で1学年の5教科が詰まっている本が、3冊並んでいた。そのうちの1冊、中1向けを購入。本と一緒に、封印していたiPadにアプリをインストールして再び息子に貸した。今度はもう、「何時になったら預かる」などの制限はなし。(でもPCなどでも見られるからYoutubeは外した。)その教材がこれ。 Application×Study AppliS 中1 5教科 (スマホゲームで勉強できる) 2,894円 Amazon うちの息子の場合、とにかくやる気が出るか出ないかが重要で、学力が付くかどうかはまだ先の話、と思っている。勉強するという習慣が思い出せればそれでOKくらいの姿勢なので、私としては今はこれで満足。スマブラの発売が近づいたとき、夫が、1日1時間しか使えなくしてあるニンテンドースイッチの制限を解除する代わりに、年内に30%までは進ませること、という交換条件を提示した。息子はそれを快諾して、目標に忠実に、自分なりに配分してコツコツと進めている様子。今日は勉強した?とか、なるべく言わないようにしている。今日は何したの?と聞くと、勉強もしたよ、と言う事もある。教育センターのカウンセラーさんには、勉強を始めたことを嬉しそうに話しているそうで。本とiPadを持って行った日は、少し一緒に勉強もしてきたとか。やはり、勉強を止めていた不登校生は、勉強を再開するだけで自己肯定感も上がるものみたい。あとはこれを100%までやり遂げられるかどうか。始めてまだ1か月くらいだし、まだ中1の内容の最初の方をやっている今はいいけど、後半に向かうにつれてやらなくなる可能性もある。でも、年内の約束を守った後は、どんなペースで進めるか、いつ勉強するかしないかは、本人に任せようと思っている。本当はたまには横に付いて、勉強を教えてあげられたらもっと良いと思うけど、本人が嫌がるうちはそれもやめておく。(時間もあまりとれないし。)欲が出て、もっとこうしてほしいという気持ちはもちろんある。ノートとペンで、頭の中の考えをアウトプットするような作業(日記とか作文とか)もした方が良いと思うし、漢字や英単語は書かないと覚えないだろうとも思う。でも本人が必要と思うときがくれば、交換条件でやらせなくても、やるものだと信じたい。親がコントロールできることなど何もない。もう手綱を全部手放した、そういう気持ち。息子にも、「自分がどうしたいかは、自分で考えて、自分で決めていいんだよ」と、そう話している。半分突き放したように聞こえるかもしれないけど。