大きく敗け越し竜から一つとり返した! | 明日通信

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力投する野村(ケーブルテレビより)

 

 昨日、「野村はドラゴンズに強かった」と書いたら、今季初めての一軍での登板なのにドラゴンズ打線に5回まで点をゆるさず頑張った。

 

 その後、黒原、塹江、森浦、ハーンとゼロでつないで、カープが6回、野間のツーベース、小園のライト前ヒットで挙げた1点を守り切り1対0で勝利、対戦成績を勝ち数一つ加えて4勝9敗とわずかながら“貸し金”をとり返した。

 

 野村はもう球の早さは、昨日見た限りでは140㎞台は出せず、130㎞前後がほとんど。しかし球の緩急、回転、コーナーギリギリの出し入れで強振してもバットの芯に当てさせず、打者を片付けていった。ピンチも何度か。しかしバックの堅守にも助けられ5回の責任投球まで点を許さないナイスなピッチングだった。ドラゴンズに強い面目躍如だった。

 ただ、味方も8回まで点を入れられず勝ち星は次のリリーフの黒原に譲ることになったが立派な先発登板だった。

 

 貧打カープに最少点勝負のゲームばかりならいいのだがね。もう少し打って、つないで3点、4点獲れるようになれば投手は楽になるのにね。いつになったらむかしのようなチーム打率2割6分台になるんだろうかね。その日が来るの待ち遠しいねえ。

 

 今日は森下と大野の投げ合い。森下はよしとして、ドラゴンズ大野、本来の力を取り戻したら簡単に打ち崩せる投手ではない。

 申し訳ないけど、まだ不調の大野を願いつつ、今夜の第二戦を見守ろう。