たまには”野球ショー”を観るのもいいか | 明日通信

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あすへ...

 昨夜のセパ・オールスターゲーム、派手なベースボールショーでした。

 何せパの先発メンバー全員が地元ファイターズ、あるいはファイターズにかつて在籍した選手で、いかにお遊びかは2番DHに先発投手の山崎の名があったことだ。その山崎、1回表、三人を三振、三振、ピッチャーゴロで片づけ、しかも1回裏、セ先発才木の球をレフト前にヒットし余裕の笑顔をみせたものの2回の表、4番岡本のヒットにはじまりホームラン3本を含む連打で一巡どころか13人の猛攻を受け一挙9点をゆるしてしまった。

 

 途中から「どうぞ打ってください」だったのだろうが、プレーボールして間なしベースボールゲームをベースボールショーにしてしまった。

 

 4回表も替わった投手から牧が二打席連続ホームランで2点を挙げた。ただ、セ先発の才木の投球に象徴されたように直球主体で「これで打てるか、打ってみろや」、ペナントゲームとは異なる勝負で面白いと言えば面白いけれど緊張感とはほど遠いショーに終始した。

 

 僕はやはりどこか退屈で、チャンネルを切り替えて裏番組を、それもオモロくなく二階の自室へ上がったり下りたり、結局、途中から観るの諦めてしまった。

 

 ただねえ、ショーならショーでもいいんだけど、これぞプロの技と手を叩くようなプレーも見せてくれたら楽しいんだけどなと、恨めしく観戦させてもらいました。