玉ちゃん、玉砕のつもりで投げろ‼ | 明日通信

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 カープ先発玉村、ソフトバンク大津。大津投手のことはまったく知らず、調べて見たら成績優秀、いい投手やね。すでに3勝(2敗)、防御率1・63。

 

 対する玉村は先般、久しぶりに一軍へ上がってベイスターズ戦に先発したけれど2回に一挙5点を入れられ、うまく行かなかった。しかしゲームは乱打戦になり、制したのはカープだった。黒星つかずだった。不運なヒットが重なったけれど高目の球に合わされた。もうすこし低目だったら展開は違っていたかもね。

 

 今日は素晴らしい大津投手と投げ合いを誇りにしていいかも。それに互いに投手が向き合うのは相手チームの打者。ソフトバンクはベイに似て一流打者がズラリ。でもねえ、僕はベイの打者ほど尊敬していない。なにせ、このチーム、勝つために潤沢な資金を投じて、他チームが育て上げた選手を狙って抱え込み、それで強い強い勝った勝っただからね。

 

 カープのように忍耐強く育て上げ、その選手たちが一つになって勝ち上がっていく、その尊さを知らないだろうからね。玉村も、そんなカープの中で努力を積み重ね今があるんだから、その今を一流打者に向って投げ勝負したらいい。弾き返されたら「よっしゃ、次見とれや」やな。

 

 ただね、昨夜の敗け。あれは投げた島内より受けた坂倉に責任があると思うね。会澤だったら山川にライトへヒットさせなかったし、山川をタッチアップで生還させた栗原にレフトへの大きなフライを打たせなかったと思うね。

 

 つまり山川(右打者)にも栗原(左打者)にもアウトサイドの球を合わせられヒットやフライを打たせているんだね。まずインコースで厳しく攻めて、身体を反らさせてからのアウトサイドだね。

 

 ソフトバンクの先発モイネロは秋山、矢野、小園、末包、坂倉、宇草に足を引かせる低目のインコースをズバズバ投げて打てなくしていた。あれは捕手甲斐のワザでもある。あれを駆使しなくては通用しないね。今日の玉村の球を受けるのは坂倉か石原、いずれにしても打者のインコースを厳しく攻めさせたうえでのアウトコース攻めをやらなくてはいくらいい投手でも持たないよ。

 

 玉村、インコースを厳しく攻めろ、だ。