食が落ちても体重減らんはずや | 明日通信

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あすへ...

あずきと白餡の二色もなか

 

 先日、ゴルフへ行った際、ハーフを終わり昼食にざるソバをオーダー。セットではなくざるだけをお願いしたらイナリは外してくれたのだがエビや野菜のテンプラがついてきた。

 後輩社長と息子の嫁、年齢的には社長で16歳、嫁で30歳余差。おのずから食べ物が違うが、雑談しながら食べているうちに僕はざるも天ぷらもすべて平らげていた。

 

 「食が細くなったといわれてましたけど平らげておられ、食減ってませんね」

 そういえば、最近、ゴルフの昼食はざるだけで少しのこしていたけど、先日のゴルフの際は、気づいたらすべて口にし、我ながらビックリ。

 「三人ののんびりプレーが楽しく、元気が出た分、ハラヘッタということやろね」とちょっぴりお上手。

 

 ただ、帰宅して家内に一番に報告。なにせ、いつもの昼食は常に麺類をお願いしムリして胃袋に詰め込んでいるのだから。

 

 しかししかしです。三度の食事もひと頃と比べると半分以下なのに……しかししかし、体重は10年このかた減らない増えない変わらない、です。

 この間、大したこと無いにしても胃を手術し入院も併せ3回。一時、体重8kgほど減ったもののすぐ元に戻り、74kg前後、「変わらんのはいいことや」と自慢していたのだが、先日、三男が大阪から帰って来た際、二台ある電子体重計のうちの一台を持ち帰らせるのに、念のため居間に持ちだして体重を計測したところ77・8kg。

 

「アレッ、この体重計壊れとんなあ」と声を上げたら、傍にいた家内が「オトーサン、お風呂の脱衣場は柔らかいコルク板を敷いてるのよ。いつも脱衣場で測るからクッションで4kgほど吸い取られていたんやね。ホントは78kgかもね」

 「ということは僕の体重、20数年前の50代と同じということか。そんなことないじゃろ。やっぱりこの体重計、壊れとんやで。大阪へ持って帰るのやったら出た数字から4,5キロ引かんとアカンよ」

 

 「オトーサン、70歳になっても80歳になっても『僕は育ちざかり』なんて言ってるじゃない。体重正直やねえ。食が細くなったと言っても、食間のオヤツがゼ~ンブ、補ってくれてたんやね」

 

 そういえば、先日、お土産にいただいた最中や田舎から送ってきたお菓子を平らげ、昨日、家内が大阪の百貨店で買ってきた最中も「昨日分は昨日お腹の中に、残りは日曜日、息子家族が僕の誕生祝にケーキをもってやって来るとのことで、ケーキを食べ、食事をした後、お茶菓子で最中ともみじ饅頭。

 

 「もう僕は食べんからな、ちょっとだけでええでェ」

 

 痩せないはずやね~、どないかしてんか~!