カープ対ベイ(広島 ケーブルテレビより)
カープ、昨夜またゼロ敗、今季8ゲーム。
スワローズのルーキー松本投手の快投といえばそれまでだが、それにしても宇草、秋山、林(二塁打)の3本、散発三安打とはねえ。
でも得点のチャンスは2回の表にあった。5番末包三振、ワンアウトの後、6番林大飛球の二塁打、7番矢野ファーストゴロを一塁手オスナ後逸エラーで矢野が生き、林3塁へ。ワンアウト1、3塁。8番会澤サードごろダブルプレーでスリーアウト。
このチャンスに會澤(打率.130)にスクイズ同様の右へ転がすバッティングをさせていたらどうだっただろうか。アウトだったとしても、すくなくともダブルプレーは避けられ、バッティングのいい森下に打席に立たせることができ、チャンスはもう一度あったはず。1点を先取していれば後のゲーム展開も変っていたかもね。
それにしてもカープの打者は打てないねえ。
秋山.276、野間.276、菊池.239、小園.279、坂倉.172、會澤.130、堂林.210、田中.195、松山.269、上本.289、矢野.217、宇草.242、田村.182、末包.333、中村健.133、二俣.167、石原.800
チームのホームランは12球団最少の12本。
秋山1、菊池1、坂倉2、田中1、松山1、石原1、宇草3、中村健1、二俣1
二塁打は野間が7本、秋山と菊池が各5本、坂倉と会沢が各3本、松山・小園・矢野・田村が各2本、田中・堂林・石原・末包が各1本。
三塁打は小園・野間・田村各2本、投手黒原1本
これで気づくのは例年に比べベテラン勢の打率が低く、ホームランも全12本のうち半分の6本と少ない。先発組の秋山、菊池、坂倉併せて4本。それに打ってていいはずの堂林と小園がゼロ本なのだ。
これに比べ石原1、宇草3、中村健1、二俣1本、併せ6本と半分を若手が打っていること。それも一軍に上がってきて間もない時期に集中し、一軍の野球に慣れてくると打てなくなっていることが特徴だ。考えられるのは上に上がりとにかくアピールが必要で三振も辞さない思い切りのいいバッティングをしている中でホームランが出たということだ。
ということはバテラン勢は打たなければの責任を感じれば感じるほどバッティングが小さくなり、結果打てなくなっているといえるかも。その呪縛から解き放って打席に立たせることが大事かなと思うんだけどねえ。
カープらしいのびのび野球をやらせてあげたいねえ。