カープにホームランが出ないワケ | 明日通信

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昨夜のスワローズ戦(ケーブルテレビより)

 

 昨夜の松山でのスワローズ戦、2対1で辛くも逃げ切り勝利、喜びとため息とが一緒に出ました。

 小園選手が4番に座って得点することが多くなり、昨夜の2点も小園選手の一打で稼いだもの、打撃センスと思い切りのいい小園選手が軸に座った効果ですかね。しかしそれにしてもチャンスを得点に結びつけられませんね。

 

 4回、一死から菊池ヒットにライトのエラーで3塁へ。小園スリーベースで1点先取、しかも一死3塁。ここで細かくもう1点を獲っておくべきが、打率の低い末包、林の強攻策で2点目ならず。

 5回も、先頭打者矢野ツーベース、坂倉、床田、秋山、策なく得点できずでした。

 

 カープ、開幕から昨日まで消化したゲーム33。そのうち得点なしのゲーム10ゲーム、内負けゲーム7。

 新井監督の野球は、早い回に出たヒットは次打者が送って点を獲りにいくことはしない方針と聞いています。それより次打者を自由に打たせてヒットを狙わせ、一気呵成に点を稼ぐ方を選んでいるわけです。でも、今のところほとんど成功せず、それがゼロ敗に結びついているとしたら、結果よりも、選手個々の打撃に心理的圧迫を与え、バッティングが小さくなっているのではないかと思いませんか。

 

 仮に早めに3点、4点でも得点していれば選手は打席に立って思い切りのいいバッティングできると思いますね。

 

 人間、貧乏していると後々のことを考えて何事にもチマチマした行動しかできなくなり、結果実入りが少なく貧乏を重ねて行かなければならなくなる。同じ貧乏でも少しずつ貯えを増やせば、余裕ができやることで気持ちが少しずつ大きくなり、次に思い切ったことに挑戦しさらに大きな成果を手にすることができるように思います。

 

 野球なら心の余裕で思いっきりのいいバッティングができそれがホームランに結びつくといえなくもありません

 12球団で一番ホームランが少ないのは選手個々の能力ではなく、おかれた状況で大物を打ちにくくなっているのかも。ゼロゲームが12球団一が12球団一のホームラン数の少なさになっていると考えませんか。

 

 ゲームの点は獲れるチャンスがあればどんな場合でもがむしゃらにもぎ取ることですね。