宮崎の頭に内野安打の球が…… | 明日通信

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 昨夜の横浜でのタイガース対ベイスターズ戦。拮抗したいいゲームだったらしい。NHKテレビで放映していたが、カープ対ドラゴンズの方が大事で横浜のゲームは見ていなかった。ただ、合間に他のゲームの展開やSNSニュースを見ていたらベイスターズの宮崎敏郎選手が負傷し担架で運ばれた事件が報じられていた。

 

 調べると6回表タイガースの攻撃で5番井上の三塁への強い内野ゴロ(ヒット)がイレギュラーしその球が受ける宮崎の頭部に直撃したらしい。硬球は文字通り硬い球、木の球を皮でくるんだようなものだからバウンドした球でも体に当たると普通では済まない。宮崎選手のように頭部に当たるととんでもないことになる。宮崎はやはり担架で運ばれ医療手当てを受けたようだが、さいわい今朝のニュースでは強い打撲で済みそうとのこと。他人事ながら、他のチームの選手であるが大事に到らなくて安堵している。

 

 それにつけ毎回、ゲームで気になるのがデッドボール。投手も意図して当てるつもりはないのだろうが打者の身体をおこすため内角を鋭く突く球だとか曲がる球を投げる。勝負では避けられないことだが、当てるか、当たるか、投手の気持ちと腕具合、まさに紙一重。出来ることなら当たらないで、当てないで爽やかな勝負をしてもらいたいなと。

 

 カープでかつて活躍し、現役引退後は色々な球団の指導者として名を残した水谷実雄さんがおられるが、カープで活躍している時、頭部にデッドボールを受け耳鳴りなど後遺症に悩まされ、結果、引退を早めることになったといわれた。こうした災難に遭った選手はたくさんおられるだろうが、その後の長い人生を後遺症をかかえて生きることになる。

 

 僕らの、大好きな野球が選手の安全と無事の中で競ってくれることを祈るばかりだ。選手の安全と無事はひいきチームの選手もライバルチームの選手もない。