小園中心に若手数人がカギを握る | 明日通信

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昨年のケーブルテレビより

 

 今年のカープの攻撃は小園選手が大きな存在になり、その働きに刺激され目当ての数人の若手が期待以上の活躍をする。これに投手陣が、昨年のタイガースの投手陣のような防御率2点台でなくても3点前後でがんばってくれれば、多分、最後まで優勝戦線を賑わすのではないかと思っている。

 

 昨年、リーグ2位といっても優勝タイガースに10ゲーム以上離され、クライマックスでは勝てなかった。それが今年、小園と数人の若手の活躍があればきわどく優勝戦線に絡み、もしかすると、ということになるね。

 

 小園がバッターボックスで、昨年までと明らかに違ってきたのがボールをよく見るようになったことだ。これまで、積極的な姿勢はいいのだが、相手は初球から振って来るのを計算しワンバウンドするようなボールを投げ、バットを振らせてストライクのボールカウントを稼いでいた。それが、今年の小園はボールを選び、バットが出かかっても我慢するようになった。いい球を待ってバットを振る。それに身体が一回り大きくなり、スイングも鋭くなってきた。1,2塁間を抜ける球や飛距離を伸ばし、スタンドインする球も増える気がする。打率も三割に載せる可能性が大きくなった

 

 ということは、20歳代で打率三割の実績ある坂倉とチームの柱になる。それに坂倉25歳、小園はまだ24歳。チームの若手にとっては年齢的に同輩や数個上の兄貴分でいい目標になるとともに競争相手にもなる。

 

 その若手として僕が期待するのが20歳の田村、林23歳、韮沢22歳、二俣21歳、久保23歳、高木20歳、中村貴23歳、羽月23歳など。こうしたメンバーが活躍すれば末包、中村奨、中村健、石原、大盛27歳、28歳組はうかうかしておれない。(何より期待する林が抜けていました。田村と林は二重丸です)

 

 ここにベテランの菊池、野間、坂倉、秋山、堂林、上本、田中が加われば昨年以上の活力で戦える。問題は新規参入のシャイナー、レイノルズの二人、一昨年のマクブルーム、昨年のデビッドソン以上の働きができるかどうか。どちらか一人でも働けばカープは優勝へ突き抜けるかも。

 

 若手で田村、韮沢、二俣は変わると確信しているんだけどねえ、ファンの皆さん、どう思いますか。