高齢でも「好きこそ…」の優良運転 | 明日通信

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 昨日、ゴルフプレーから上がって帰るにはまだ早く、3人でレストランに上がりお茶することになった。といっても今日のプレー仲間は三人だったけれど、傘寿を越した6,7人仲間はせかせか急がず、少しでも時間が許せばお茶して談笑して分かれることにしている。

 

 昨日も30分ほど。先ほどまでのゴルフの話はなく、それぞれの近況や趣味の話になる。三人ともゴルフの外で共通するのが旅行。ただ僕が、移動手段がもっぱら電車、バス、徒歩に対しお二方は車。近郊のお出かけは言うに及ばず泊りがけの遠距離もほとんど車だが、共通するのは元々の車好きだけに、単に移動手段としてでなく大切な脚としてケアに抜かりなく、その分だけ日頃から関心が強いようだ

 

 つまり基本に抜かりがなく、それを確かめた上でハンドルを握りスタートさせる。だからのんびりしているようで横断歩道も信号も、左右の人の動き、車の動きに注意を反らすことがなく、それに年齢を考え飛ばさなくなったと。遠距離旅行で自らの運転に危険を感じたり、そういう体験もいまのところないとのことだった。

 

 僕自身も車は好きな方だが、旅行は昔からバックパッカーで、移動は電車やバス、歩きなら一日でも二日でもだった。だから、今も必要意外乗らないが、乗ると基本に忠実だ。信号は当然だが、信号のない横断歩道も必ず軽くブレーキを踏み、並行する細い舗道を人や自転車を確認すると徐行を忘れない。車同士では混雑とスピードによって車間距離を測り、自分の咄嗟のブレーキを踏んで停まれ幅を確保することにしている。

 

 そんな中で、お年寄りの車運転事故の話になり、車を単なる移動手段として軽く考え過ぎてないか、基本に忠実に一つ一つ守り、クリアーしていけば事故は起こりにくいのではとなった。それができなければ乗らない事、軽い気持ちでハンドルを握り、事故を起こすと同じ高齢者としてひとくくりされ、「運転やりにくくなります」と、運転していて「危ない」を二度三度と経験した人は学んでほしいですね。

 

 いやいやその前に「好きこそものの上手なれ」、車を好きになる事が先かもね。