サッカー、アジア杯残念 | 明日通信

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あすへ...

 昨夜は夕方6時、2階の部屋での書き仕事を早々に切り上げ、1階の居間のテレビの前へ。サッカーのアジア杯決勝トーナメント。日本とUAE(アラブ首長国連邦)戦だ。

 日本は予選3戦全勝。3戦とも得点を与えず上がって来た。UAEは2位通過。過去、競った戦いをしているとはいえ負けないだろうとワクワクしながらテレビ観戦。

 ところが開始7分でディフェンスの裏を突かれ1点を与えてしまった。しかし次第に日本らしいパス回しの調子を取り戻し攻め続ける。が、得点できない。0対1で前半終了。後半に入っても圧倒的な攻めでシュートの数はUAEの5倍も6倍も。でも守りを固めるUAEにことごとく弾き返される。

 残り10分を切って本田、柴崎で追いついた。その後も攻め続けるが得点できず、30分の延長戦。長友のケガという不運があったが、それにしてもあれだけ攻め込みシュートして決められない。結局、PK戦で敗退。

 負けたのは戦略よりも大胆にパフォーマンスできるメンバーがいるかいないかの問題ではと思った。

 巧みなパス回しで攻めあがっていく技術は優れている。でもどんなに攻めてもゴールしなければ意味はない。そうしてみると相手が怖がるストライカーが日本にはいないということだ。頭から突っ込み、欧州で活躍する岡崎くらいなもので、2、3人で囲み込めば大丈夫と思わせたことだろう。香川がもう少し冷静かつ大胆であれば変わっていたかもしれない。焦りが冷静さを失わせ蹴ったボールが的から外れていた。PK戦は運不運もつきまとう、仕方がない。

 それより度胸のあるストライカーを、日本代表チームは探し出さなければ「善戦」だけで勝てないチームになってしまうことになる。