【山形の片隅から発信】いつまでも自分の足でどこまでも!フットヘルパーandあしすけっと(足助人) -71ページ目
ま、また書いてしまった

もう少しお付き合いください

令和2年3月5日木曜日
午後10時0分
孝一は静かに目を閉じたわけですが
今日、3/7土曜日
午前中、火葬ということで
昨日のblogにも書きましたが
せっかく家に帰ってきたのに
あまりゆっくりできなかった孝一

喪主の兄、美哉、雄太郎、私
の、4人で
(親戚もご高齢が多い)
火葬も、明日の葬儀も
本当に本当に家族だけで
かつ子のときもそうでしたし
孝一も
「俺の時も家族だけでしてけろ」
って言ってたから

孝一とお別れしたいって
多く連絡頂きましたが
本当にごめんなさい

すごくバカみたいなこと言うけど
火葬って
終わったら
姿形はなくなるじゃないすか

1番辛い時だよね

かつ子のときも大泣きした私

住職のお経がはじまる
「あぁ、もう、
とーちゃんの顔を姿を見れなくなる」
涙が溢れる

「合掌お願い致します」
住職の声に合わせる
色んな思い出が巡る

「合掌おなおり下さい」
住職の声に合わせる
1週間前までは
喋って笑って過ごせてたのに
と、涙が止まらない

「合掌おなおり下さい」
住職の声に合わせる
…………
…………
事ができない

合掌してないのに
本当にバカな私は
そこが気になってしまった

住職だって間違えるだろうけど
なんだろね
気になってしまって
涙が引っ込んでしまった

※後で確認したら
美哉も雄太郎も気になってしまったらしい
さすが喪主の兄は気にならなかったらしい
でも、そのおかげで
孝一の顔を最期に見る時
涙で見えなくならずに済んだ
住職、ありがとうございます

骨上げの時
切なくはなったけど
本当に立派な見事なお骨に
びっくりした
今まで骨上げさせて頂いたことは
もちろん数多くあるが
その中でも
本当に本当に立派な見事なお骨だった
お見せしたいくらい
(見せられませんが(--;))
骨箱に入るだろうか?
ってくらいの大腿骨の見事なこと
そして実家へ4人で戻った
さっきまで横になってた
孝一はもういない
その代わりに
こうやって遺影並べてみると
かつ子はいつもすましてたが
孝一はいつも笑ってたなぁ
と、思い出す
うんうん、こんな感じだね
きっと愛猫たこすけが
ダッシュで孝一を迎えにきただろう
そして、かつ子がビール飲んでて
私の祖母キナさんがお茶飲んでるかな
それを想像したら
不謹慎だけど
そっち、楽しそうだな
でもまだ
やらなきゃいけないことがあるから
楽しそうだけど
我慢しなきゃな
しつこく続けちゃって
すみません

孝一が
51日間の闘病生活を終えて
今日の深夜1:30に
家に帰ってきた

「おかえりとーちゃん」
帰ってきて
お布団に寝る孝一は
本当に微笑んでるようだった

明日からのパタパタの準備を
兄としていた
そして
遺影が届いた
これよね
これが
孝一スマイル
よね
元の写真はこちら

最高の笑顔の孝一
かつ子との写真の笑顔もいいけど
だって
かつ子は今孝一に逢えてるんだから

美哉への笑顔を
遺影として
選ばせて頂きました

かつ子の時に
葬儀のお手伝いをしてくださった
業者さんに
またお願いしたわけですが
その時の担当の方が
いらしてくれた
「私も長いことこの仕事してますが
こんな短期間に、というのは
本当に初めてで、私が言うのも変ですが
まだ、信じられません」
なんて言ってもらえた
そうですよね
私達もです、と、笑った

かつ子の遺影の前で
眠っている孝一
かつ子に見つめられて
孝一、幸せなのかもね

だってさ
約12年間
孝一がかつ子の介助してたんだから
今までは逆だったんだからさ
明日、土曜日
火葬なんですよ

明日の朝までしか
孝一に触れることができない

かつ子の時は火葬場混んでて
3日くらい家にいたんだけど
時間足りないなぁ

つづく
孝一入院51日目Part2
病院に呼ばれ
看護師さんに
他の家族の方も呼んだ方がよいかもです
と17:30頃に言われた
兄にはメールした
美哉と雄太郎にもLINEした
兄は18:00頃に到着
孝一は時々薄目を開けて
私の話しかける声に反応してくれる
なんだ、まだ大丈夫じゃないか
でも心配だから泊まろう
と、思った
19:30頃
手足を見ると
チアノーゼがはじまってるように感じ
看護師さんを呼ぶ
確認してもらい
看護師さんが小さくうなづいた
美哉と雄太郎はまだこない
なので
LINE電話をする
美哉がずーーっと
「じーちゃーん、じーちゃーん、」
と、声がけをする
少しだけ目を開ける
呼吸も早くなる
2人到着、20:10
手足は冷たくなってる
が、呼吸はしっかりしている
ずっとみんなで
まるで実家の茶の間にいるように
ワイワイと賑やかにする
もちろん孝一も輪の中にいれて
21:00頃
呼吸が早くなる
眉間にもシワがよる
心配になる
とにかく孝一に声をかける
もう手先は紫色になってきている
21:30
呼吸が浅く
途中とまったり
呼吸数が少なくなる
もう脈も薄くとれない
みんなで話しかける
私も美哉も涙が出る
とーちゃん!
じーちゃん!
頑張れ!!!
もうそれしか言えない
口を開けたまま呼吸していたのが
急に口を閉じた
え?!え?!
もう、下顎呼吸になる
とーちゃんっ!
じーちゃーんっ!
おやじっ!
みんなで声をかける
が
もう
孝一は動かない
22:00
静かに息を引き取った
目眩がした
立っていられなかった
先生が来るまで
いっぱいお話しててください
と、看護師さん
ありがとう
お疲れさま
としか言えない
みんなで泣いた
先生がきて死亡確認
そして
緩和ケア病棟だからか
エンゼルケアを
お手伝いさせてもらった
髪を洗ったり
身体を拭いたり
着替えをしたり
メイクをしたり
本当に本当に最後まで
しっかりと
孝一に寄り添わせて頂けた
そして
孝一が51日ぶりに
家に帰ってきた
かつ子の遺影の前に帰ってきた
もう、本当に
この2人は仲良しなんだな
と、しみじみ思った
おとーちゃん
本当にお疲れさまでした
もっといっぱい遊びに行きたかったけど
あっちで、おかーちゃんと仲良くね
おとーちゃん、大好き
3/5木曜日
孝一入院51日目
今日は先に美哉と美哉の幼なじみが
孝一のところへ
私はチョロっと通院
今日で終わるかと思ったら
また10日後って
他にも通ってるのに
また増えるのかいな
トホホ
そしてすぐ孝一のところへ
看護師さんが来てくれて
昨日夜も落ち着いてて
熱も下がりました
これから清拭しますね、と
美哉たちはまた夕方来ると退室
清拭終わった看護師さんから
大丈夫ですか?
と、聞かれたので
血液検査の結果をお見せした
疲れてるのかもですね
と、
誰からも言われてないから
嬉しくてなんか涙がでた
優しい言葉をかけてもらえるだけで
元気がでる
言葉の力は偉大である
それでも頑張らなければ
孝一も頑張ってる
午後の訪問があるので
「行ってきます」と
声をかけ病室をでた
訪問終わって
病院から電話がきた
血圧下がってきてるので
病院何時頃これますかと
速攻病院へ
兄も呼んだ
孝一
いつもより、いっぱい目を開ける
喘鳴もないし
もちろん下顎呼吸もない
が
孝一の場合
身体の中で出血してるから
喘鳴やら下顎呼吸やら
あてはまらない
とにかく見守るしかない
頑張って
と言いたい
が
言えない
つらい
今も目を開けて
声掛けにうなづいてるように見える
うるさいほど
しゃべりかけてる
とーちゃんとーちゃん
おとーちゃん
孝一入院㊿Part2
夕方、やっと孝一のところへ

日勤の看護師さんに今日の状態を聞いた
ゼリー状の血便のようなものが
今日は2回でて
ずっと出血してるわけではないです
血圧も上が99で
ただ熱が38℃になったので…
そして眠れるお薬を
半分にしました
あまりにもぐっすり寝てるので
少し減らしました
とのこと
話しかけると
目を開けようとする
瞼が動く

聞こえてるんだなと
少し安心

日中も美哉と雄太郎が来てくれたのに
また夕方も来てくれた
ありがとう

夕方の回診
先生方は本当に孝一に
よくしてくださる
お薬半分になったからか
それとも熱が上がったからか
時々顔を顰めて
目を開けるようになった
苦しいんだろうな
辛いよな
と、思うと
また泣けてくる

泣きたいのは
おとーちゃんだろうと
こらえるが
やっぱり泣けてくる

痰も少しでるようになった
尿量も少しずつ減ってきた
頑張って
と、つい言ってしまうが
言った後で後悔してしまう
でも
もう頑張らなくていいよ
なんて言えない
なんて考えてると
また涙がでる

家族の前では泣けないから
とーちゃんと2人の時だけ
勘弁してもらおう

つづく

