山形は2月までほとんど雪が降らず、普段なら2m近く積もる雪も20cm程度でした。ところが3月になったとたんに毎日のように雪が降っています。

今年も異常気象みたいですが、雪の合間についに梅が咲き始めました。うちのニホンミツバチも雪景色の中、元氣に出入りしています。アシナガバチが目覚める季節もまもなくです。ワクワクしてきました(笑)

この冬、その越冬アシナガバチについて素敵な情報を頂きましたのでご紹介いたします。教えてくださったのは宮崎県に住まわれている横山雅幸さん。養蜂暦38年! ありがたいことに、これまで私の移設巣箱キットをご購入くださり、拙著「ハチ暮らし入門」はご自身のブログで紹介してまでいただきました。

なんと、横山さんの家では毎年クローゼットの換気口から侵入して越冬していくのだそうです。詳しくは横山さんのブログをご覧ください。

 


  越冬アシナガバチ

蜂のいない季節に、自宅でアシナガバチの越冬を観察できるなんて羨ましいことです。私も工房の壁にたくさん似非換気口を開けたくなりました(笑)
 

毎年ということは、きっと何か匂いが残っていて、新女王たちが嗅ぎつけて入ってくるのではないでしょうか。しかも、こちらのブログ↓には、どうやら数種類の蜂たちが仲良く越冬していたことが確認されています。

 

越冬場所作りに、大変参考になる事例ですね!

 

ところで、横山さんの写真にキアシナガバチのように背中に縦の二重線があるセグロアシナガバチを見つけて驚きました。すぐにアシナガバチ博士に訊ねてみると、長崎や鹿児島、沖縄で見つかっているとのこと。


蜂の世界はまだまだ知らないことばかり。
大変勉強になりました。ありがとうございました。