ご報告 第9回 介護タクシー リスク管理セミナー | 介護タクシーができること ハートハンド グループ

介護タクシーができること ハートハンド グループ

尊敬すべき高齢者と車椅子を使用するすべての人々のために

今まで数多くのご利用者様、その家族、そして彼らに関わる人たちと接していろいろなご要望をいただきました。

少しでもそのご利用者様のご要望にに答えていきたい。

ご報告 第9回 介護タクシー リスク管理セミナー

 

「座学で運転を向上させる (自動運転AIに任せていられるか!)」第4弾

開催日時 : 令和元年9月28日土曜日 午前 11:00~12:00
会場 : ハートハンド事務局

〒157-0067 東京都世田谷区喜多見8-8-20

を予定通り開催いたしました。

 

講師は前回と同じ1199介護タクシー (ハートハンドグループ) の唐橋伸幸さんでした。

 

自転車の特性

当グループの介護タクシーが左側の細い歩道を走行する子供を2人載せた自転車を運転するお母さんが、減速してよろけて車道側に転倒するドライブレコーダーをみんなで鑑賞し、意見交換をしました。

(もちろん当グループの介護タクシーのドライバーをすぐに救助に向かい、幸い怪我はありませんでした。)

 

皆さんの意見は「自転車は速度を落とすとやっぱり危ないね」との意見。しかし、講師の唐橋さんは見方が違っていました。

 

自転車の特性はハンドルを左に切ると右に行こうとし右に切ると左に行こうとします。それを微妙に繰り返しながらバランスを取って真っ直ぐに進んでいます。

ということは私も驚いたのですが、人間は右に行こうとする時は無意識に一度、左に切ってから右に曲がります。

 

先程のお母さんは細い歩道に障害物が会ったので減速しながらハンドルを右に切りました。すると自転車の特性で左に倒れ、左足を着こうとした時にはそこに歩道はなく一段下がった車道に足を付き、転倒しました。

 

私には出来ないと思いましたが、自転車の特性を知っていれば減速しないでそのまますこし左に行けば転倒は免れたと唐橋さん言います。

 

やはり、専門家は見ているところが違うなと思いました。

 

 

次回「座学で運転を向上させる (自動運転AIに任せていられるか!)」第5弾は11月30日土曜日開催予定です。

 

ハートハンド グループ 
代表 森谷 冬樹