相手が理解できていない何かを説明するとき、場面や事柄を置き換えて伝えるとすんなり理解してもらえることがあります。
キャリアコンサルタントをしていた頃の話。
合同企業説明会の会場に設置されたキャリアカウンセリングブースを訪れた学生が、
「ちょっといいですか。なぜ履歴書の志望動機に『御社は有名だから』って書いちゃいけないんですか」
と、ちょいおこな感じで質問してきました。
そうだなぁ。
例えば大好きな芸能人と友達になるチャンスがあるとするじゃん。
で、そこで自己アピールしてくださいって言われた時
「あなた超・有名人なんで、私と友達になってくださ〜い」
って言うんだっけ
私がそう言うと、その学生さんは
「あ、ダメですね よくわかりました
ありがとうございます
」
と、20分の相談枠があるのに2分で帰って行きました
先日、答えの最後に「0」をつけ忘れて❌になった問題が3問あったTくん。
「えー、0いっこぐらいいいや〜んオマケしてよ〜
」
と言ったので、
「でもさぁ、お小遣い500円くれるって言ってたお母さんが、『0いっこぐらいいいでしょ』って50円しかくれなかったら、イヤやろ
」
って返したら
「まじでイヤやわ」
て、すぐ理解してくれました
こういう例え話のひらめき、私はまあまあ天才的なセンスがあるのではと自負しております
が…
検定に合格したり、1ヶ月の成績がよかったりするともらえる点数券。
1点=10円 換算で景品と交換しています。
この点数券のことで、ある生徒が
「先生、この点数券とお金と交換できんの」
と聞いてきました。
当然、できません。なので、できないよって答えたら
「なんで〜」
なんでって、
なんでって…
そうだなぁ…
うっ
うまい例えが思いつかない
「この点数券は、この塾の中でしか使えないの。だからお金にはできないの。分かった?」
「えー、意味わから〜ん」
そうだよね〜
私もこの説明はイマイチだと思ってるわ。
なんか、子どもを納得させられる例えってないかなぁ
今も考え中です