月のなまえ | abacus日記

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〜ピンク髪のそろばん講師のブログ〜

 

可愛がっているペットに名前をつけていない人を見たことがありません。

愛車に名前をつけて、毎日あいさつしている人がいます。

かくいう私も、車にはサティ、ノートパソコンにはマチルダ、スマホには桃子という名前がついていますにやり

 

愛しいものには名前をつけたくなります。

名前をつけたり、その名前を口にすることで、愛しさがより増したりします。

 

 

11月3日は、十日夜(とおかんや)でした。

9月には十五夜、10月には十三夜、11月には十日夜の月を愛でることを「三月見(さんつきみ)」と言います。

それぞれの月に、今年の豊作への願い・豊作のお礼・来年の豊作への祈りを思い、月見をしたとか。

 

十三夜はずいぶん満月に近いですが、十日夜の月の形は丸とも半円とも呼べない、実に中途半端な形。

思えば「十三」という数字も割り切れない不思議な数字。

そういう、何やら曖昧なものにも名前をつけて愛でるのは、日本人らしい感性なんだろうなぁ、と思います。

 

 

完全不完全などの判断を超えたところで物事を見る。

それが「あるがまま」にものを見るということである。

すべてが「あるがまま」にあるのであって、すべてが必然である。

ー 全個皆完の原理 ー

 

 

 空気が澄んで、夜空が綺麗な季節になりました。

明日11月8日は満月です。