US GP-予選 | 亜洲虎のブログ

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1997年前に心筋梗塞を患い、2006年までEDだった私。

2007年にある漢方に出会い、37歳差の彼女をゲット。

アメリカ・テキサス州オースティンにて現地23日(土)、シーズン第17戦US GP予選が実施され、レッドブルのフェルスタッペンがライバルとの接戦を制してポールポジションを手に入れた。

 

 

初日に行われた2回のフリー走行は最初のセッションでメルセデス勢が速さを示すも、後半はレッドブルのペレスをトップにマクラーレンのノリスが2番手につけ、ハミルトンとボッタスは3番手と4番手に並んだ。

 

今週末は新しいエンジンコンポーネントを投入する陣営が多く、レギュレーションで認められている基数を超えてペナルティを受けるドライバーも多い。メルセデスはボッタスの内燃機関(ICE)を6基目と交換しており、5グリッド降格処分を受ける。ウィリアムズのラッセルとアストンマーティンのベッテル、さらにアルピーヌのアロンソは複数のエンジンコンポーネントを新品に載せ替えており、後方グリッドからのスタートが決定している。

 

雲が多いものの、青空も見えるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで気温29.7℃、路面温度37.1℃、湿度54.9%のドライコンディションで予選Q1が始まり、ハースF1コンビに加えてアストンマーティンのストロール、フェラーリのルクレールが早々にコースインした。ペレスとフェルスタッペンのレッドブル勢が合流してほどなく、メルセデスも2台をコースに送り出し、マクラーレンやアルファロメオ・レーシングら他の陣営も相次いで動き出している。

 

開始から5分が経過する頃には全車が出陣し、いずれもソフトタイヤを装着。ピレリはオースティンでC2からC4の中間レンジのコンパウンド3種類を供給している。

 

20台のタイムが出そろった時点でタイムシートのトップに立っていたのは1分34秒407を刻んだマクラーレンのリカルドだ。今週末はフリー走行からコースリミットをオーバーしてタイムを抹消されるケースが多く、予選でも複数のドライバーが規定の位置を超えてしまい、特に、アルファロメオ・レーシングのライコネンとハースF1のマゼピンは適切にラップをまとめられず、しばらく2分20秒以上のタイムしか記録できていなかった。

 

タイムシート上位ではレッドブルコンビがリカルドよりもわずかに速くラップをまとめ、1分34秒352をマークしたフェルスタッペンがトップ、0.017秒差でペレスが2番手に飛び込み、リカルドは0.055秒差の3番手に下がっている。4番手にはリカルドの僚友ノリスが食い込み、5番手にフェラーリのサインツを挟んでメルセデスはボッタスが6番手、ハミルトンが7番手のポジションだった。

 

新しいソフトタイヤのセットに履き替えた面々が再びコースに向かう中、トップ5に並ぶドライバーは次のセッションに向けた準備に切り替えていた。メルセデス勢はユーズドのソフトタイヤで再度、アタックするべくガレージを離れ、ハミルトンが自己ベストを刻んでボッタスを上回ったが、ポジションは6番手にとどまっている。直後にはフェラーリのルクレールが1分34秒153の最速タイムをたたき出し、アルファタウリのピエール・ガスリーも自己ベストを刻んで7番手に浮上した。

 

18分間の走行を終えてQ1でノックアウトされたのは16番手だったストロールほか、ウィリアムズのラティフィ、ライコネン、シューマッハとマゼピンのハースF1コンビだ。中でもストロールとラティフィは15番手でQ2に進んだジョビナッツィ(アルファロメオ・レーシング)と100分の数秒しかギャップがなかったが、ジョビナッツィはQ1終盤のクイックラップでスピンを喫してタイムを伸ばせていない。

 

ドライコンディションにおいては予選Q2でベストタイムを記録したタイヤセットでレースをスタートする必要があるため、タイヤ戦略にも注目が集まったQ2はユーズドのソフトタイヤを履いたラッセルが先頭でコースインした後、ミディアムタイヤに履き替えたメルセデスコンビが加わる。他に、レッドブルとマクラーレン、ルクレール、ガスリー、アルピーヌのオコンがミディアムタイヤをチョイスしたが、フェラーリはサインツに新しいソフトタイヤを履かせてコースに送り出している。

 

Q2序盤のアタックラップが完了し、1分33秒464を刻んだフェルスタッペンをトップに、ハミルトン、ノリス、ルクレール、ボッタスがトップ5に並び、サインツ、ガスリー、オコン、角田(アルファタウリ)、アロンソが10番手につけていた。エンジンペナルティが確定しているラッセルは1周しただけでピットに戻り、同じ状況のベッテルは序盤の走行を見送っている。ペレスとリカルドはミディアムタイヤでアタックラップを走ったものの、ペレスはターン19で、リカルドはターン12でそれぞれコースリミットに違反してしまい、タイムが抹消されてノータイムの状態だ。

 

残り時間が5分を切ろうかというタイミングで、新しいミディアムタイヤのセットに履き替えたペレスがコースに向かい、同様にタイムを残せていないリカルドが合流した後、他のドライバーたちもガレージを離れていった。

 

ペレスは1分34秒178をマークして7番手に飛び込み、リカルドも好ペースとはいかなかったものの、9番手タイムを刻んでセッションを終えている。最後にコントロールラインを通過した角田が自己ベストタイムでまとめた結果、ノックアウトゾーンから10番手にポジションを上げてQ3進出を決めた。

 

Q2で予選順位を確定させたのは11番手から順にオコン、ベッテル、ジョビナッツィ、アロンソ、ラッセルの5人だ。ラッセルは終盤にアタックラップを走ったものの、コースリミット違反でタイムが抹消されたため、Q2ではノータイムの結果となっている。

 

ポールポジションが決するQ3は開始早々に10台が動き出し、ガスリーと角田の2人がユーズド、それ以外は新品のソフトタイヤでガレージを出発。まずはハミルトンが1分33秒564を記録した後、ボッタスが0.089秒上回るも、さらに0.2秒以上速くラップをまとめたのがレッドブルコンビだ。1分33秒180を刻んで暫定ポールの位置につけたのはペレス、0.019秒差でフェルスタッペンが2番手に続き、ボッタスが0.295秒遅れの3番手、ハミルトンは4番手ながらトップのペレスとは0.384秒のギャップがあった。

 

Q3終盤のアタックは全員が新しいソフトタイヤを投入し、1分33秒119にペースアップしたハミルトンがタイムシート最上位に躍り出るも、セクター1で全体のベストタイムを刻んでいたフェルスタッペンが1分32秒台に乗せ、ハミルトンに0.2秒のリードを築いてポールポジションを獲得した。ペレスも好ペースで走行したものの、チームメイトには0.224秒届かず、ハミルトンには0.015秒差で3番手にとどまっている。

 

4番手に入ったボッタスは5グリッド降格処分を受けるため、決勝レースは9番グリッドに並ぶことになり、5番手以下、ルクレール、サインツ、リカルド、ノリス、ガスリーのスタート位置がひとつ繰り上がる見込み。角田はトップから2秒以上遅れて10番手だった。

 

ホンダPU勢、全車トップ10に食い込みました。

決勝がたのしみですね!