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上海の女子大生の生態観察その2

昨夜の続きです。

喫茶店で私の隣に座った上海の女子大生2人は、ほとんど会話もせず、

日本のファッション雑誌の中国語版をながめながら

お菓子を食べ続けていました。

その時、同年代のかっこいい男の子が入ってきたのです。

待ち合わせしていたのでしょう。

すると、二人は一斉に目が輝き、とたんに男の子と

おしゃべりし始めました。

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でも、男の子は注文もせず、結構急いでいる様子。

その際聞いた、私の拙い中国語の理解では

「はやく学校へ行かないと!」

そういったと思うのですが、すぐに女の子たちとともに、店を出て行きました。

そしてふと男の子の手を見ると、医学書が2冊。

そういえば、医大が近くにあったのを思い出しました。

二人がお茶をしていたのは、こんなお店です。

造作もまさに裏原宿のカフェ。値段もミルクティで300円程度しますから、

中国では結構高い。

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医師を目指す大学生たちが、お茶をしたり、待ち合わせするのは、

こんなおしゃれなカフェ。

今後、彼らは普通に恋をし、結婚をし、車を買い、子どもを作り、

以前日本人が普通に行ってきた、莫大な消費をしていきます。

これからの経済成長は、こうした若い人々が次の消費を

けん引していくのでしょう。

あ、そうそう、上海でいろいろ仕事をお願いしているスタッフと、

夜上海ガニを食べながらこの話をしたところ、

「上海の女性は、結婚する条件として家を買えない男とは結婚しません。

また、何よりも経済力を重視(男性の実家の経済力も)し、家を買う

資力が本人と実家にあるかどうかが判断のポイントです。

医師ならモテルのは当然でしょう」

イケメンであるだけでOK、あるいは家を買えなくても、愛が大切。

そう思ってくれる(はず?)の日本の女性がいかにやさしいか。

よくわかった日でした。



上海の女子大生の生態観察

タイトルからすると、少しいやらしく感じますが(^^;)

上海に田子坊(ティエンズーファン)という、エリアがあります。

古民家の外観をそのままに、内部だけを改造しておしゃれな

雑貨店や飲食店にした、裏原のようなところです。


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そのなかにあるカフェで、隣に座った女性2人が、女子大生。

SWEETやCUTYのようなファッション誌をみながら、

お菓子をたべ、おしゃべりしていました。

ファッションを見てください。


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渋谷を歩く女子大生となんら変わりなく、足元はブーツできめ、

シンプルなカットソーと、よく合うカーディガン。

貧しい頃の中国を知らない彼女たちが、

これからますます豊かになる中国の社会を形成していきます。

なぜ女子大生と判明したかは明日。


あけましておめでとうございます

皆さま

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうかよろしくお願いいたします。

すでにアメリカの景気回復は予想以上に早く、NY株インデックスも

上昇しています。

アメリカの巨大消費市場に輸出する物品の多い中国やASEAN諸国の

経済成長は、今年本格化するでしょう。

すでに、ベトナムではCPI(消費者物価指数)が高いにも関わらず消費は

衰えませんし、不動産開発も各地で続いています。

タイも、アセアンの中心国として、再び成長を始めるでしょうし、

なんといっても中国の景気は抜群にいい。

昨年後半、香港、マカオ、上海、広州、北京を何度か行きましたが、

特に上海は、万博前ということもあり、建築ラッシュが続いています。

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また、トヨタ、日産など複数の日系メーカーが進出する

自動車産業の巨大な集積地である広州も、数キロにおよぶ巨大な開発区

で高層ビル群を建築中でした。新宿の高層ビル群を、阿佐ヶ谷あたりまで

広げたようなもので、圧巻でした。


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今年も、こうした現場からの情報をお届けしてまいります。

海外投資情報と個人投資家

ずっと考えてきたことがあります。


それは、金融メディアの海外情報が、いまになっても少ないこと。


ようやく日経でも中国株式情報が掲載されるようになってきましたが、

私が本を出した2003年頃には、まったくといっていいほど

中国企業の情報は掲載されませんでした。

「中国の発表する経済情報はデタラメだから載せない」

そう言ったメディア関係者も多数いました。

そうした思い込みとは別に、そういう方々は

できるだけ現地へ行って、自分の目で確かめて

くればいいのですが、海外取材にはお金がかかります。


支局のある全国紙の外報デスクは、経済より政治を好む傾向があり、

投資家にとっては、紙面に情報が少なすぎる傾向があります。

マネー誌や経済誌には、広告の激減で収入が減り、

すでに取材費をかける余裕はありません。



日本人だから日本株。

いまの日経平均をみれば、それがどんなにリスクなことか。

国際分散投資は、これからの投資家にとっては必須だと

思いますし、香港株やベトナム株には、

可能性がまだまだ秘められています。

しかし、その情報を継続的に載せるメディアが少ない。



また、金融機関の外国株セミナーはいろいろとありますが、

投資家にとっては、

「結局は口座開設して、売買してもらいたいんでしょう?」

ポジショントークというより、そう聞こえてしまいます。



一方、個人投資家は、ネットで次々と情報を発信しています。

売買を推奨する金融機関と違い、バイアスのかからない個人が、

いずれメディアや金融の専門家の推奨を凌駕する時代が来ると

思いますし、ネットに親和性のないシニア層の

老後資金のための投資が一巡すれば、

そうなることはより確実かと。

しかし、見てみると誤った情報も多く、思い込みや感想、

果ては高額な情報商材を売るためだけに発信している方々が

いらっしゃるのも事実。




言葉に責任を持って発信する金融メディアの

一層の海外情報提供を望むと同時に、

できれば、日本の金融機関から、海外市況やのわかる、

本当に投資家の立場に立脚した若い解説者が

現れることを望みます。


また、私も自らの行いを常に省みて、

メディアの一員として、現地取材して確かめた

情報だけをお伝えしていこうと思います。


金は2000ドルを目指す!

最近、丸紅経済研究所の柴田所長と一月に一度お会いし、

私が構成を担当する日経マネーの連載について話し合っています。

連載のテーマは、「商品相場で斬る国際経済」

そこで、最近のコモデティ市場について話し合っています。

とくにここ数ヶ月の話題の中心は「金」。

柴田さんは、何年も前から「金は1000ドルを突破する」と

言い続け、今年1000ドルをかるがると突破。

その背景には、国債の大量発行によるドルの減価、

80年代から3倍に上がった実質物価上昇率に

追いついていない金の価格。

そして、新興国の需要増。

中国は、外貨準備の一部をドルから金に変えつつあり、

準備金保有高を620トンから1050トンに増加させました。

さらに、インドでは金の購入が増加しており、

金の安くなる理由はありません。

柴田さんいわく「金は来年1200ドル、そして2000ドルを超えます」

私は、今年夏にシンガポールの自宅でジム・ロジャースと会った際の

ひと言を思い出します。

「もう円には興味ない。円は売り時を待っている。

ドルの価値が失われる前に、金などのコモデティに

シフトすることが必要だ」

アメリカでは、20ドル金貨が売れに売れて底をつき、いま増産しています。

ご興味のあるかたは、金(もちろん現物!)を

購入するのも手かと思った取材でした。






カンボジアのホテルで

また開いてしまいましたが、とりあえず更新しますね。

プノンペンでは、いつも同じホテルに泊まるのですが、そのきっかけは、

「バッグ破壊事件」への対応がよかったためです。

チェックインして、部屋までバッグを届けてもらった際、ベルボーイが

私のバッグの持ち手を思い切り引っ張り、ブチ!という音とともに

引きちぎれてしまいました。カートに積み上げられた荷物の一番下の

バッグだったため、過重がかかったためでしょう。

「あぁ!!」

ベルボーイ真っ青!

私も真っ青!なきそうな顔であやまり続けます。

責めても仕方ないので、泣く泣く荷物を引き取りました。

でも、一応言っとこうと思い、スタッフと食事へ出かける前、

フロアマネージャーらしき人物に、かくかくしかじか、でも

クレームじゃないので、彼を首にしないでねと言い残し、

レストランへ。

そして、部屋へ戻るとあら不思議。

持ち手が修理されていたのです。しかも完璧に。

フロアマネージャーに速攻でお礼を言ったのはいうまでもありません。

こうしたホスピタリティが発揮できるカンボジアの国民性は

この国を将来豊かにするはずです。

半年ぶりの更新です


ご無沙汰いたしております。

更新を!というメールをあれからかなりの方々にいただき、

あらためてありがたさを感じています。

さて、この半年間、ホーチミン、プノンペン、バンコクへは

何度も参りました。

それぞれ訪問テーマは違いますが、投資家の方々と行ったり、取材で

行ったりと、すっかりなじんでしまい、プノンペンの定宿ホテルでは

「WELLCOME BACK HOME!」と言われる始末(^^;)

さて、この数日更新をしてまいりますが、まず申し上げたいのは、

日本円はいつ弱くなってもおかしくないということです。

このところ海外へ出る機会が多く、まず為替が気になります。

07年から08年は日本円は弱く、ロシアでも中国でも、物価が高い

イメージでした。

とくにロシアでは、東急インクラスのホテルが2万円以上し、スタバ

のコーヒーが500円程度したのです。

通貨が弱いということは、こういうことかと思い知らされました。

金利が低い国の通貨は買われませんし、結果高金利通貨が買われ、

買われない国の通貨は安くなります。

「いま日本円はたまたま高いだけだ。円を売るタイミングを見ており、

日本円にはあまり魅力がない」シンガポールの自宅で会ったジムロジャースの

言葉を改めて思いだしました。

ドルが弱く円が相対的に強く見えるだけ。

その結果、リスクヘッジとして金が買われ、1000ドル越えとなって

います。

円で稼ぐことの怖さを改めて感じています。

経済発展する国の通貨や株式で運用するほうが、

はるかにリスクが低い。

それを実感することがありました。

以下明日に。









大阪のセミナーご参加の方々、ありがとうございました!!



本日、弊社主催の「ベトナム投資セミナー」を大阪で開催しました。

朝、品川駅で弊社スタッフ数人と新幹線に乗り込むと、そこは誰もいない車内。

横浜駅でも乗り込まず、停まった京都駅では、駅のホームも人がいない・・。

結局大阪まで、我々が乗った車両の乗客は、2,3人でした。

おそるべし、新型インフルエンザ!!!

こんな日に、来てくださった多くの方々、本当にありがとうございました!!

大阪市内はもちろん、三重や岐阜、神戸からお越しいただき、感謝しております。

十分なベトナムの魅力をお感じいただけたかどうかは、ご意見を待つしかないのですが、

2002年からベトナムへ行き、状況を調査してきた身としては、

繰り返し申し上げていくしかありません。

8700万人の半分の人口が20歳以下の国で、中国、インド、アセアン諸国の

合わせて27億人の市場に隣接し、勤勉さをあわせもつ国が成長しない訳がない!

これから結婚し、子どもを作り、家を買い、車を買い、消費財を買う人たちが

圧倒的に日本より多いのです。

リスクをとるなら株、安定志向なら不動産です。

今後とも、投資家の方々の視点に立ち、本当にいい情報だけをお届けしようと思っています。

明日は東京で開催します。

どうか、一人でも多くの方と出会えますように。

タクシン派の反撃で、ますます混迷を深めるタイ

タクシン氏は、いままで「クーデターの黒幕」ブレム枢密院議長となんとか和解し、凍結されタイ国内に残る
巨額の資産を引き出そうと考えていました。
しかし、ブレム氏と、病床にあるプミポン国王の名代である、王妃がタクシン氏を毛嫌いしており、どうしようもない状況にあるようです。

どうしようもない状況を打開するために、タクシン氏は資金を投入してデモ隊を組織し、アセアンサミットを妨害したのです。

資金を凍結され、ひくにひけないタクシン氏と、資金を渡せば、さらに反政府運動に拍車がかかると恐れる現政権。

選挙をすればタクシン派の勝利は決まっているので、選挙もできない。

死者を出して、さらに混迷の度合を深めたタイ。

今後も注目していきます。




弊社ベトナムスタッフの結婚式に出席しました。



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 09年初のホーチミンに到着。

 弊社のベトナム人女性スタッフの結婚式へと向かいました。

 ホーチミンのホテル前に招待客が集合、チャーターした大型車で、ホーチミンから南西へ2時間ほど行ったところにある、スタッフの家が披露宴の会場です。

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 新郎新婦がお出迎え、一緒に記念撮影!

 椰子畑の中の一軒屋で、庭にテーブルを置き、家全部を披露宴会場にしていました。

 宴会は日本でも同じように、親類、友人、会社関係者など、100人以上の人が、テーブルを囲んでいます。

 新婦の親戚や、友人たちが配膳を手伝い、手作りの結婚式で、結婚式場などの決まりきった雰囲気に慣れている身にとって、大変暖かな雰囲気に包まれていたのが印象的でした。

 明日は、シンガポールです。