赤道直下の国、エクアドルへ! | America and Belgium time ..+'..+*

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2015年~17年はベルギー日記
2017年8月からアメリカへ!!

夫の大学の春休みを利用して、10日間のエクアドル旅行に行ってきました。目的はガラパコス諸島。

エクアドルの首都キトまではアトランタから5時間。いつものデルタ航空で直行便です。アトランタがデルタ城下町で良かった…。デルタ便は日本映画も豊富で(20本くらいある)フライトもあっという間です。

キトには夜中に到着。標高が高いので赤道直下と言えども結構寒い。エクアドルは場所によって大きく気候が異なり、4つの気候帯に分けられます。キトのように涼しければ、第一の都市グアヤキルのように蒸し暑かったりするので、同じエクアドル人と言ってもだいぶ性質が異なりそう。

キトではあまりすることがないので、私たちは1泊したらすぐガラパコスへ。キトからガラパコスへは多くの場合グアヤキルを経由します。グアヤキルでのストップを24時間など長時間のフライトにすると、一旦空港から外に出て、ガラパコスへのフライトの途中でグアヤキル観光も出来ちゃうという美味しい行程に。

グアヤキルは治安はあまり良くないのですが、カラフルな家が建ち並ぶラス・ペーニャス地区や、エクアドルの民芸品を売る市場、イグアナがうじゃうじゃいるイグアナ公園などなかなか見所があります。

ラス・ペーニャス地区では444段ある階段を大粒の汗をかきながら登りました。踊り場毎に警官が立っていて、あぁここは治安が悪いんだったと思い出します。政府が国を挙げて治安対策に乗り出しているそう。

<ここがラス・ペーニャス地区>

 

民芸市場では小さなカゴを購入。このカゴはバナナの葉の繊維などで作られたエクアドル海岸地方の特産品だそうで、沢山のバリエーションが売られていました。グアテマラほどのときめきはなかったものの、やっぱり中南米の民芸品は可愛いです。エクアドルはアンデス系の民芸品が多くてアルパカの毛で作られたショールやセーターなども多かったです。ただ、グアヤキルだと暑すぎて全く買う気にならないのですが。。

 

<購入した小さなかご>

 

一番楽しかったのがイグアナ公園。グリーンイグアナがものすごく沢山います。人間がみんなイグアナに優しいからか、イグアナも安心しきって道の真ん中を堂々と歩いたり、ベンチで昼寝したりしています。夜にイグアナ公園に行ってみたら、なんとあんなに沢山いたイグアナが殆どいません。不思議に思って警備員さんに聞いてみると、イグアナは木の上で寝ているとのこと。言われてみて見上げてみると、まるでイグアナのなる木!一つの木に何匹ものイグアナが寝ていて、とてもシュールな光景でした。

ちなみにこのグリーンイグアナは、中南米に生息するとてもポピュラーなイグアナで、バハマ、コスタリカ、グアテマラでも同じイグアナを沢山見ました。

 

 

<昼間のイグアナ公園。沢山イグアナがいます>

 

 

<夜のイグアナ公園。みんなぐっすりと木の上で寝ています>

 

 

24時間のグアヤキルでの乗り継ぎ時間を終えて次は最大の目的、ガラパコス諸島へ。空港では入島税やら何やらを払って(1人120ドルで長い列を並ぶ。絶対もっと効率的に出来ると思うんだけど。ぶつぶつ)、厳し目の荷物検査をします。荷物検査では野菜や果物、その種などを持っていないかチェックされ、チェック後にも変なものを入れないよう、荷物に結束バンドで封をされます。外来種によって、ガラパコスの生態系を崩さないようにしているんですね。

グアヤキルからは1時間弱でガラパコス諸島に到着。ガラパゴス諸島は約19の島からなり、空港があるのは、バルトラ島とサンクリストバル島(私たちはバルトラ島へ)。降りたった瞬間、ギラギラの太陽と青い空、そしてむっと、暑く湿った空気に包まれます。

さて、これから1週間のガラパコス滞在スタートです。