準備編はこちら↓

【準備編】コロナ禍での日本帰国はどんな感じ?

 

コロナ帰国の第2弾は、実際にカナダから日本へ飛んだ日の様子を書いていこうと思っています。

ビックリマークここの情報は11月下旬のものです。また、あくまでも個人の感想なので、実際に帰国の際は自分でしっかりと調べた上で行動していただけたらと思います。)

 

まずは国内線でトロントからバンクーバーへ。

トロントでチェックインの際に、日本行きのための検査陰性証明書や質問票のQRコードがあるかチェックされました

日本行きの前に国内線に乗る場合でも、そのチェックインの時点で書類が揃っていないとダメみたいなので、皆さんも気を付けてください!

 

バンクーバーには成田行きの3時間前くらいに着きました。

免税店などをウロチョロして、成田便のゲートに2時間半前頃に着くと、すでに係員の方が乗客の書類チェックを始めていました。

 

自分も再チェックしてもらうと、検査陰性証明書は印刷してほしいとのこと。

厚生労働省の検査証明書Q&Aによると、自分の持っていたような電子的の証明書でもOKなはずなのですが、成田で印刷した証明書を持って行かれるので、印刷してあった方が良いと言われました。

 

幸いお隣のゲートのプリンターを使って良いと言われたので、そちらで印刷していただき無事に書類チェックもOK!時間に余裕をもっておいてよかったです。

 

搭乗にはいつも以上に時間がかかりました。やはり乗客全員の書類を搭乗手続き前にチェックするので、それだけで大体25分くらいの遅れが生じました。しかしその遅れのせいで、成田での経由便に間に合わないと断定されたお客さんを降ろさなくてはいけなくなり、それでまた30分ほど追加で遅れが出ました。
なるべくゲートには早く着き、事前に書類チェックを済ませてしまうと係員側の負担も減るのではと思うので、皆さんもなるべく早めにゲートに着くようにすると、全体の搭乗手続きもスムーズに進むのではと思います。

 

 

結局1時間ほど遅れて出発。

機内では、いつもの税関申告書と共に、こちらの誓約書、そしてもう一枚の質問書が渡されました。これらは機内で記入しておきます。(この質問書については、厚生労働省のWEB質問票の辺りに詳細が記載されています。)

 

成田へは10時間ほどのフライト。定時より50分遅れで到着しました。

ここからは時刻と共に流れを見ていきます。

 

17:20

成田のゲートに到着。事前に機内で、乗り換えがある人を先に降機して、そのあとで成田が最終目的地の乗客が降りました。

 

17:35(到着+15分)

降機し通路に並んでいるパイプ椅子で待機します。

 

 

前にはすでに自分たちのフライト以前に到着したと思われる人たちが50人ほどすでに座っており、係員の方たちが書類がきちんと記入できているかチェックしていました。

自分は自分のグループの20番目くらいだったと思います。後ろにはさらに60人ほどが座っています。

確かこの時点で健康カードを渡され記入したと思います。

 

18:00(到着+40分)

自分の書類をチェックしてもらいました。

前から待っていた50人はこの時点ですでに前に進んでいました。

 

18:12(到着+52分)

自分たちのグループの前方の8人ほどが呼ばれて次の所へ進んでいきました。

 

18:20(到着+1時間)

自分を含めた12人程度が次に呼ばれ、前に進みました。

少し進んだところで10ぐらいのブースがあり、そのうちの一つでワクチン接種証明書を確認されました。自分のは英語の、カナダのオンタリオ州の接種証明書だったのですが、係員の方は資料の中の見本と照らし合わせて確認していました。

そしてワクチン接種者は、10日目以降に実費で検査することによって、自宅待機が短縮できるとの説明を受けました。

 

18:25(到着+1時間5分)

次に検査場所へ誘導されます。

パスポートと先ほど貰い記入した健康カードを渡すと、パスポートの裏に検査番号のシールを貼られます。

 

同時に漏斗(試験管みたい)を渡され、指定された番号の簡単に仕切られた採取場所で唾液を決められた量まで献上して係員に漏斗を渡します。

成田空港検疫所が作ったビデオで、こんな感じでした↓

 

ちょっと汚い話ですが、自分のは小さい泡がたくさんできてしまっていたようで、係員の方が「あぁー ミニミニバブルだ」なんて言ってました笑い泣きスミマセン

でもOKだったみたいで次に進みます。

 

18:30(到着+1時間10分)

また別のブースです。

たしか質問票のQRコードがあるかチェックされた気がします。

 

そして隣の所でアプリのチェックをします。

まず2つのアプリがインストールされているか。

MySOSの登録者情報は入力されているかなどをチェックされました。この辺は到着前にやっておくとスムーズに行きます。

そしてアンドロイドの自分はGoogleMapのタイムライン昨日できちんとスマホが位置情報を取得できているか、などをチェックされました。

 

そのあと別の場所に移動し、アプリの説明を受けます。

MySOSに一日何度か通知が行くので、指示に従い健康状態報告や、現在地情報を報告してくださいとの説明を受けました。

係員の方の資料にもびっしりとメモが書いてあり、きっとたくさん勉強したんだろうなと勝手に想像しながら聞いていました。

アプリに関して質問があればここで聞きます。説明が終わると次にゲート●●へ誘導されます。

 

18:45(到着+1時間25分)

ゲート●●へ到着。

この時点で何をチェックされているか、どの書類を差し出せば良いかも分からないので、とりあえず書類全部出して、後は係員の方に任せます笑い泣き

WEB質問票のQRコードをスキャンして、パスポートや誓約書などを確認していました。きっと自宅待機の最終確認だったのではと思います。

ちなみにWEB質問票の中に飛行機の座席を打ち込むところがあったのですが、自分はこの質問票を記入している時には座席が決まっていなかったので空白でQRコードを作成しました。なのでここで座席を聞かれ情報をアップデートして頂きました。

 

ここで問題なければ次のブースで、検査結果待ちをする座席を指定してもらいます。

自分が席に着いたのが18:50くらいでした。ここからは検査結果待ちです

 

5分毎くらいに、結果が出た検査番号がアナウンスされます。

自分の番号はまだそうだったので、ここで念のためトイレに行かせてもらいました。

 

自分がゲート●●に着いた頃はすいていて、待つ必要も無かったのですが、30分後には40人くらいの行列ができていました。

この頃、最初に飛行機から降りた時に同じくらいの所で並んでいた家族も、結果待ちの席に着いたのを見ました。

やはり各ブースを進むペースはみんな違うみたいです。自分は他の乗客に比べて結構早いペースで進んでいたと思います。

 

19:25(到着+2時間5分)

そうこうしている内に番号がアナウンスされて、次に進みます。結果が出るまで約1時間でした。

次のブースで検査番号を告げると、検疫官の方(?)から検査結果が言い渡されます。

陰性だったので、ここもクリアーです。

 

ここまでは、第一ターミナルの端のゲート方面へと進んでいたので、ここで反対方向へ戻り始めます。

先ほど待っていた場所を通り過ぎて、入国審査の方へ進んでいきます。

 

ここからは、普段通りに入国→荷物受け取り→税関の順で進みました。

自分はグループの中でも早い方だったので、他の乗客もあまり見当たりません。

 

結局全部終わって到着エリアに着いたのが19:40(到着+2時間20分)

これでも自分はかなり速いペースで進んでいたので、他の乗客はもっと時間かかったのかなと思います。

 

 

ここで役立つと思われるポイントをいくつか:

1.飛行機の座席は前の方に!先に降機すればするほどグループの前の方になります。できたら降りてすぐのエスカレートは使わず、隣の階段を頑張って上がれば、数人分は前に行けると思います笑い泣き

 

2.必要書類には目を通しておく。書類チェックや最初のブースで時間をロスすると、後から来た人に先に検査場に行かれてしまいます。結局最後は検査結果待ちの時間が長いので、なるべく早く検査場まで行けるかがカギになります。

 

3.アプリなどは登録者情報などできる事は事前にやっておく。説明なども事前に読んでおけば、各ブースでの時間を短縮できます。

 

4.トイレ、スマホの充電は飛行機の中で!トイレはあまり見かけませんでした。簡単にアクセスできるトイレは、最初に飛行機から降りてすぐの所にひとつ、そしてゲート●●にもう一つくらいしか無かったような... スマホを充電できるようなコンセントも無いし、それ以前に列に並んでいる時間も長いので、機内で十分スマホの充電をしておくことをお勧めします。

 

 

今回は成田空港での帰国時の様子を書きましたが、空港によっても多少の違いがあるようです。

また、空港で働いていた係員の方々は、非常に丁寧、そして親切に対応していただきました。先ほどアプリ説明の所でも書きましたが、いろいろと勉強しなくてはいけないことも多く、感染リスクもゼロで無いなか、自分たちのような帰国者を迎えていただき感謝しています。

今は自宅待機中ですが、しっかりと周りと自分の健康に気を付けて過ごしたいと思っています。