早いもので、ケン先生広島WSからもう1週間経った。
参加者はそれぞれ、思い思いの1週間を過ごしたことだろう。
熱も冷めてきた1週間後あたりから、またそれまでの日々に戻る人、
新たな日々を歩み出す人、それぞれの歩みが始まるのではなかろうか。
こんな前フリと本文は特に関係ない(笑)
少し前から、食べ物への関心が久々に高まってきた。
とりあえず、ネットで本を検索。
とりわけビーガンについて知りたかったが、関連本は少ない。
数冊はあるが、環境問題色や動物愛護色の強いものが多いようで、ボクが知りたいポイントとは少し違った。
それでベジタリアンまで検索を広げて、1冊見つけた。
それがこの「ベジタリアンの医学 」である。
栄養学的に、ビーガン・ベジタリアン食がどうカラダに作用するのか、良いところも悪いところも客観的に知りたかったボクには最適だった。
先ず目からウロコだったのが、ベジタリアンの語源が「ベジタブル」ではないということだった。
ラテン語の「ヴェゲトゥス」(意味:完全な、健全な、生き生きした、活発な)
が由来の造語。
ベジタリアンも一般的には「菜食主義者」と訳されますが、
実際に食しているものからすると「動物性食品を避け、穀物、豆類、種実類、野菜、果物などの植物性食品を中心に摂る人々」となります。
「肉類や魚介類を食べない人々」、これが一番シンプルで近いかも。
ベジタリアンにもいくつか分類があるのもおもしろい。
■ビーガン(動物性食品を厳格に避けるベジタリアン)
肉類や魚介類はもちろん、卵、乳製品も避ける。蜂蜜も食べない人も。
■ラクト・ベジタリアン(乳製品を摂取するベジタリアン)
肉、魚、卵は避けるが、牛乳・チーズ・ヨーグルトなどの乳製品は摂る。
「ラクト」は乳製品の意。
■オボ・ベジタリアン(卵及び卵製品を摂取するベジタリアン)
肉、魚、乳製品は避けるが、卵と卵製品は摂る。
「オボ」は卵の意。
■ラクト・オボベジタリアン(乳製品や卵を摂るベジタリアン)
肉、魚は避けるが、乳製品や卵は摂る。
欧米では多くのベジタリアンがこの分類に属すようです。
また医学・栄養学的見地からみれば、この分類の食事は必要な栄養素が不足する心配がないようです。もちろん、ある程度バランス良い食事をした上で。
あと、肉を食べず魚を摂る人、自然に育てた鶏肉だけ食べる人なども一応分類としてあるようですが、基本的に肉はもちろん、魚介類を食す時点からベジタリアンという言葉があてはまらなくなるようです。
ということで、ボクは最後のラクト・オボベジタリアン実践中です。
まだ数日ですが、体調すこぶる良いです。
量まで減らすと「キィーッ!」ってなっちゃいそうなんで(笑)、炭水化物などはしっかり食べてますが、
それでも今までより全然軽いです。消化早いです。スッキリしてます。
ここ1ヵ月、肉類はやめてましたが、さらに魚介類をやめるとこんなに違うんだと体感。
1ヵ月くらい前から、どうもカラダに食べ物が残って濁っている感じが日々増してきて、気になってました。
かといって、食べている時は上手いし(笑)。でも寝てる以外の終日はどうもスッキリしない。
そしてある日、食べてる時おいしい感を終日スッキリしない感が上回って、食べ物を改善しようと決めた。
とても自然な流れ、カラダの欲求ですね。
ヨガを始めてすぐやった食事改善は、「しなきゃいけない」「ヨガする人はこうなんだ」、ケン先生のマネしたい(笑)というノリでやったので、ずいぶん痩せましたが体調も崩しました(笑)
それからは普通に戻しましたが、完全には戻りませんから、ご飯は玄米とか、肉はそのまま数ヶ月は食べなかったし。随分ヘルシーにはなってました。
今は自分のカラダがヨガによって随分とわかるようになりましたから、もう無茶はしません。
カラダが喜ぶモノを食べたいだけですね。
そして楽しむ。
色々と定義など書きましたが、学びとしてとてもおもしろかったので紹介しました。
何を選択し、何を食べようが、完全なる自由ですよね。
そこにヨガをやっている、ヨガをやってないは全く関係ありません。
いつの日も、
食べたいものを食べる。
そして楽しむ。
それがビューティフル。
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