１２月２１日
もしかしたら
昨年の絹の靴下の繕いは
この時が、最初で、最後、
だったかも。
繕い。
冬に炬燵を出す時には
その布団のカバー等を繕い、
（布を漂白してから作ったから
生地がもろい部分があって。）
その他に大きな人のジーンズ。
（年間通して。すごいビンテージ！）
（五本指、毎日履いてはいるけど。
これはタイツのような素材を編んで
絹を織り込んだような作りで丈夫。）
絹の五本指靴下に
関しては
この種類にしてからは
完全に穴が貫通するまで
時間がかかる事もあって、
また
使用頻度そのものも減って、
時間を割く事がなくなった。
（このやり方は特に時間を要する。
薄くなった部分を大方繕うのに
この時は２足で２日ほどかけ。）
ただ、
これをそのままでは
と、ふと、やる気になった。
クリスマスとかお正月とか、
休日の多い、仕事も変わる、
普段とは違う日々に入る直前。
今だ！
１２月２３日
朝ごはんでも年末を意識。
バナナが切れていても
買わないで、代わりに
ドライ苺を食べ切って。
（昨年後半、バナナヨーグルトは
１日一回は食べる定番になって。）
（同じ種類の深緑のも数足持ってる。）
繕い。
やり残したものは
沢山あって
実は
年明けてすぐに
すでに繕い始め。
（１日だったか、２日だったか。）
それは
大きな人のパジャマでした。
もう冬のパジャマの内側に重ねて
着る役割となったそれには、
昨年も
繕いのエネルギー注いだ。
食べたり、洗ったり、掃除したり、
育てたり、の合間の、たまーに、
もうじき、他の物になるだろう
布にちくちく、向き合う。
繕い続けた。
パッチにパッチが重なり、
そう遠くない未来に、
でもそれなりの未来に、
それぞれ何かに生まれ変わる。
予感に、時間を積み重ねて、
それが実感に変わってきたよ。
（２３日）
おうち時間が
増えたからでしょう。
昨年は、こちらで
何十年前に手をつけた
パッチワークの仕事を
久しぶりに取り出して
完成に導いた。
そんな記事を沢山目にして
わくわくしました。
時間がかかる仕事だから一度は
手放す時間も必要だったけど
その後の生活の変化で
少し趣向を変え出来上がった様子に
わくわくしました。
（２３日）
ベランダの植物に
一昨年の秋に込めてた
とある期待と、今の想いが
乖離するのが趣き深いと
思えるのも
植物が育つ姿にそもそもの
何物にも変え難い魅力がある
からこそ。
食べ物であるなら尚の事。
そこには必要性もある。
そして、
懸命に針を刺した
物をふと取り出して、
今の感性と必要性で
花を咲かせる。
これらは似てる。
年を跨ぐ前に
やり切り、整えたい、と
思えた仕事は自分にとって
大切な事なんだろうなあ、と
ふと、思いました。