食べ物を無駄にしなければ。
大きな失敗さえしなければ。
私の１回目の注射の帰り道。
鰤のアラを見つけた
８月の後半。
（２４日の夕方買って。）
食べたそうだったので
あら煮食べる？と大きな人に。
その時はまだ元気だったけど
その後どうなるかはわからないから
大きな人が挑戦する事に。
（結果、微熱だけですぐ復活。）
２５日に煮て、これは２８日の昼。
この土曜日もベランダ仕事したね。
で、紫蘇の実を収穫、梅酢漬けした。
雑穀ご飯には一昨年漬けた分を混ぜた。
ぷちぷちとした歯応えはもう無いけど
魚料理に合わせるにはいいはず、と。
（タイムの葉を茎から取る作業や
紫蘇の実を茎から取る作業は
指先の作業。こうして誰かと
話をしながらやると余計に頭に
良さそうだなー、と思った夏。）
あら煮は、大きな失敗だけ
しなければいいのだ、という風に。
煮魚における大きな失敗のひとつは
生臭さが出る事で、
それを避けるあらの下処理、
ざるに入れて湯をかけるのと
お鍋にざぶんと入れるのと
どっちにする？とか
生姜は皮ごと入れるといいけど
家で冷凍してあるのも
皮ごとみじん切りにしてあるけど
それでもいい？とか
買った鰤の入った袋を手に
そんな事を話しながらの帰り道。
昆布を入れてもいいし、
入れなくても平気。
入れてあれば
家で欠かさないようにしてる
海藻がそれで摂れるから嬉しい。
大根が柔らかくなっていないのも
大きな失敗のひとつだけど
下茹でしなくても
塩気のある調味料（醤油）を入れる
前に大根が柔らかくなっているのを
確認すればいいよ。
理由と共に
選択肢をいくつか上げる。
なるべく本人に選んでもらう
８月の後半。
大きな失敗さえしなければ。
食べ物を無駄にしなければ。
まだ暑い盛りのぶり大根。
霜をふって、血合いなどの
白いものを取り除く姿を時々
見ながら私は掃除機をかけて。
ベランダの青ネギ、この頃は
細くて柔らかくて、薬味として
まだ良い仕事してくれてたね。
（冬に備え立派に育っただけなん
だけど、青ねぎが太くなりすぎた
今は和風のものでもチャイブで薬味。）
ちなみに大根、
下茹でと共に皮剥きも無し。
それは
私もそうなのだけど
私は、面取りはしますよ。
（それも鍋に入れて煮ちゃう。）
面倒だったり、あえてしない、
時もあるけれど。
あれから４か月
by 綾小路きみまろ。
君は成長したよ
大きな人。
夕食後のデザートの
用意の日々を経て１２月、
包丁の持ち方を少し変えた。
で、くるくる皮剥きも出来る。
年末は、かつらむき
やってみようね。
風（ふう）で十分よ。
私がそうだもの。