蕎麦 栗 りんご 14 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

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旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

土地のものを使ってのご飯。

 

 

9月22日(日)の

 

宿坊山本館での夕食は蕎麦懐石。

 

 

 

 

 

 

西暦1058年から続く宿だけど

 

館内は全て畳敷きで清々しく

 

この食事会場にもお風呂にも

 

スリッパ無しで移動できます。

 

 

 

 

 

覚えているうちに

 

書いておかなかったのが

 

悔やまれるなあ。

 

 

 

 

(茗荷と青柚子が幸せ。)

 

 

 

昼に最初に訪れた時からずっと

 

応対してくださって来たのは

 

神主さん(ご主人)で

 

 

 

 

 

食事の方を準備して下さってるのは

 

今は息子さん(かな?)と

 

勝手に思って、

 

 

そのお嬢さん

 

(中学生?とまた勝手に思って)も

 

食事を出してくれる時にその内容を

 

丁寧に説明してくれます。

 

 

 

 

素材の質問をした時にはお嬢さんも

 

完璧に答えてくれて

 

そしてそれがとても礼儀正しくて

 

 

 

 

 

代々、こうして

 

受け継いできたのだろうなあ、と

 

思うと

 

 

お嬢さんが大人になる頃にも

 

来られたらいいなあ、と

 

思うのでした。

 

 

 

(赤いののどれかがカンゾウで・・

 このお皿のがそうだったかな?

 上の青いのは紫蘇だったかな?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天ぷらのお皿、

 

この手前のが食感が独特で

 

尋ねたら金糸瓜でした。

 

 

 

そうめんかぼちゃ。

 

解かないで、その繊維を

 

まとめて食べるとこんな食感!

 

 

繊維を断ち切るようにだったか

 

繊維に沿うようだったか

 

忘れちゃったけど

 

私もやってみよう。

 

 

 

 

(部屋の窓から水車を見てたので

 それで余計に頭の中が蕎麦で

 一杯になっていました。)

 

 

 

天ぷらもお蕎麦も

 

つゆでもいいけど

 

蕎麦のお塩で食べるのがいいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏蕎麦。

 

香りが良くて美味しかった。

 

こんなに美味しいものなんだな。

 

量が多くてもその香りに

 

箸が止まりません。

 

 

 

 

 

そこかしこに蕎麦を使い

 

野菜の繊維質や、それらをからりと

 

油で揚げているものもあって

 

見た目よりもボリュームがあります。

 

 

だから蕎麦の前に既に2人とも

 

お腹がいっぱいだったけど

 

デザートも土地の物を使っていて

 

 

(・・・戸隠の牛乳の牛乳羹。

 

 黄色い実はここでも、ほおづき。

 

 ・・神里へ行くと出会うなあ。)

 

 

 

これもさっぱりとして

 

最後まで本当に美味しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉ではないのだけど

 

大浴場の湯が冷めないような工夫

 

や隅々まで人の手間をかけていたり

 

それでいて余計な物が無い館内。

 

 

 

 

 

 

 

 

羽目を外して

 

騒ぐような場所でない事を

 

こちらもその空気で受け取ります。

 

 

それでかえって心身の疲れが

 

消えていくような気がしました。