振り出し | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

1月。

 

 

白崎裕子さんのレシピで

 

「基本の豆乳食パン」を焼きました。

 

(レシピ帳 黄p97)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電子レンジの

 

発酵機能は使わないで作りました。

 

 

これはいつもの事です。

 

 

 

 

スープの方はもううろ覚え。

 

 

でも、かぼちゃと玉ねぎなどが

 

具のカウボーイシチューかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年も

 

「芹乃栄う」(せりさかう)の頃

 

(1月5日〜9日頃)に

 

湧き出したかのようにきちんと

 

フェンネルが新芽を出して、

 

 

サラダにはそれをちょんと載せる。

 

 

(フェンネルはセリ科です。)

 

 

 

フェンネルの芽吹きの合図は、

 

 

温度によるのかな?

 

 

 

 

 

それとも昼間の長さ(日照時間)の

 

 

変化によるのかな?

 

 

 

どちらなのかはわからないけれど、

 

 

せりさかう・・・七草の頃には、

 

おそるおそるで

 

ほんの少しだけお裾分けしてもらう

 

つもりで摘んだその葉も、

 

 

 

この写真の1月15日頃・・・

 

そして今は

 

もうだいぶ増えて来ました。

 

 

 

 

 

 

七十二候もまた振り出しに戻りました。

 

 

立春が過ぎて

 

新しい1年がまた始まったのですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(スープの味はしっかりかぼちゃ

 だけどその色が茶色いのはきっと

 旨味をベジブロスに頼ったから。)

 

 

 

 

 

 

 

私、このパンのレシピ、

 

実際に作ってみるのは初めてで、

 

 

(材料を混ぜる順番が

 

  工夫されています。)

 

 

 

多分、温度管理を

 

しっかりレシピ通りにしたならば

 

もっと膨らむはずと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

でも

 

 

ホームベーカリーが何度目かに

 

故障した時に処分した理由が、

 

 

「もうパンを作る間ずっと

 

 電気を使い続けるのはいいかな。」

 

だったくらいで、

 

 

 

今もまだ、

 

発酵のためだけにレンジを使うのは

 

やはり楽しくないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年の春。

 

 

 

もうこれからは、

 

 

「手近で身近な

 

 範囲の中でやれる事だけ」と

 

 

「しっかりやるべき事だけ」と

 

 

 

 

「絞る」作業をしたのだったな。

 

 

(パンを食べる家族が沢山いて、

 毎日焼くのだったらもっと使った

 かな。買ってから処分するまでの

 5年間は故障しても修理して、

 レシピも工夫して楽しく使って

 その日々もいい思い出です。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この日のパンは、

 

2人で家で過ごした休み中に

 

他の家事をしながらできる範囲で

 

焼いたもので、

 

今はそれでもなかなか大変でした。

 

 

「絞った」はずだけど、

 

家事については

 

「数を増やす」のではなく

 

「膨らませた」事も多いし。

 

 

 

 

 

 

 

トマトにかけたのは

 

夕食で使ったマヨネーズと

 

アンチョビを混ぜたものの残りで、

 

 

こんな風に「楽」を心がけてもです。

 

 

 

 

でも、そうだ。

 

 

例えばこんな朝ごはんでも、

 

 

心身がとってもしんどい状況にいた

 

ところから始めたのだから、

 

その中でどうしたらいいか工夫する

 

事自体が何より前向きで

 

 

 

楽しかったんだな。

 

 

(今もそうだけど!)

 

 

 

 

 

世界が広がっていくのは楽しいけれど、

 

時々「振り出し」に戻る。

 

 

 

 

 

 

 

 

毎年毎年開く

 

『・・・七十二候』の本の

 

最初のページ「立春」に

 

戻る時、

 

 

 

何か自分は欲張り過ぎていないか、

 

0(ゼロ)の状態、

 

シンプルなところに戻って、

 

 

もしもそれ以上のものを

 

手にしていたら

 

それをしっかり+(プラス)と

 

数える事を忘れていないか、

 

 

考える場所に

 

立ち帰らせてもらえる気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも本当に大事なポイントは、

 

 

矛盾しているようだけれど、

 

全く同じ本を開きながら、

 

自分の方は、

 

変わらないようでいても

 

少しずつ変化しているところが

 

あるという点。

 

 

 

それで、

 

 

「さあ、今日は0だ。

 

 自分以外の誰かよりも上でも無いし

 

 下でも無い。

 

 

 動物でも植物でも

 

 みんな同じ生き物だから、

 

 誰にでも、小さな芽を見つける事が

 

 できる日。」

 

 

とどこも擦れていない

 

0の心に戻れる日。

 

 

「振り出し」に戻るのは

 

わるい事ではないんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホームベーカリーを処分した

 

「あの日」からずっと、

 

パンを焼く時に温度管理をする場合は

 

 

(やはり電子レンジが苦手だった、

 

 ホームベーカリーを持つ前の

 

 やり方に戻って)

 

 

空気を入れて膨らませた

 

大きなビニール袋と

 

せっかくあるコタツを使っていて、

 

 

 

少し加減がいるやり方なので

 

その日はドタバタするけれど、

 

 

 

 

 

 

 

それを使った「朝ごはん」では

 

あの頃にはなかった新芽の緑を

 

添える事がすっかり

 

スタンダードになっています。

 

 

 

 

 

 

 

だから、

 

次回はせめて一歩進んでいた頃の、

 

 

お湯を沸かして

 

発泡スチロールとクーラーバックを

 

冷蔵庫の上から降ろして、

 

その中での発酵・・・を

 

 

久しぶりに試みることに

 

しましょうか。