マルト・デムラン | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

 

納戸部屋の窓際にある

 

15年くらい前に買った

 

造花のバラには

 

 

 

ここに越して来てから

 

グレーの絵具(かペンキ)を薄めたものを

 

塗りました。

 

 

 

 

 

本物のバラを育てるようになったし、

 

少しだけ状況が変わったけれど、

 

 

どうしても欲しくて買った時の気持ちを

 

しっかり覚えていて、

 

もちろん今も変わらず

 

好きだと思うから。

 

 

 

 

そして今月オトン様にもらった

 

私の母校の写真。

 

 

 

この場所私も好きだった。

 

だから心の中で「おおー!」と

 

叫んでしまったよ。

 

 

 

2時間目と3時間目の間の長いお休みや

 

昼休みに、校庭に遊びに出る時、

 

1、2、3、6年生が通る場所。

 

 

だから当時は子ども達の足に踏み固められ、

 

こんなに草は生えていなかったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

11月30日(金)

 

ゆっくりの朝ごはんでいつもより

 

だいぶ遅く送り出した今日は

 

寝室と納戸部屋の掃除の日で、

 

 

 

 

 

でも時々は

 

録画したテレビを観ながら

 

居間で座ってできる事をして休憩。

 

 

 

 

そうしたらなんと

 

Bazar et Garde-Mangerのバイヤーの

 

マルト・デムランが!

 

 

 

 

あわてて

 

納戸部屋の散らかった「机」の写真を

 

撮りに行き、

 

録った番組も永久保存する事に決めました。

 

 

 

 
Bazar et Garde-Manger

 

1人の時だって行くけれど、

 

でも、一緒の時には付き合ってくれる

 

大きな人にも教えなくては!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当に惚れ込んだものは

 

「ちょっと形を変えたら」、

 

「使い方を変えたら」、

 

また息を吹き返す。

 

 

 

 

 

 

あ。でもこれはちょっとちがう。

 

2人で出会った時にはもう十分に

 

かっこよかった。

 

 

長い年月に積み重なったような

 

なんとも複雑な気持ちでの

 

びびびーっが来た。

 

 

 

 

 

話はまた戻って、

 

手元に来て時間が経ったモノの中で

 

眠っているモノ。

 

 

 

どの部分が好きだったのか、

 

色なのか、形なのか、

 

その物にまつわるエピソードなのか・・・

 

 

それを見極めて蘇生・更生・厚生

 

させる事が出来た時はすごーく楽しい。

 

 

 

 

 

そして、他のものとの組み合わせで

 

急に生き生きと輝きだした時も

 

すごーく楽しい。

 

 

色で遊ぶマルト・デムランは

 

おおむね後者。

 

そんなところが楽しいみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

廃校になった小学校のあの場所を

 

あんな風に切り取るのには、

 

私には場所への思い入れが強すぎるかな。

 

 

知らないはず。

 

なのに、

 

「過去の場所」である事をはっきりさせて、

 

でもその時の感情も思い出させる

 

切り取り方はあっぱれだね。オトン様。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの場所は

 

写真中央に見える1階の教室に

 

私の小学校生活6年間の間ずーっと

 

「ある人」がいて、

 

 

その姿を一番目にするのがあの場所で、

 

その時、私の心の中にふつふつと密かに

 

積み重なって溜められていた光景が

 

ずっと発酵し続けていたようで

 

 

それは何年も経ってから、

 

同級生がみんなびっくりするような選択を

 

私にさせました。

 

 

自分にとってはわりと自然な

 

心の流れだったけれど驚かれるのも

 

わからなくもない、かな。

 

 

 

(話がまたちょっと脱線しちゃった。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして今日の番組は、

 

マルト・デムランの手にする物の色彩に

 

特にフォーカスしていたように

 

感じたけれど、

 

 

その鮮やかで幸福な色彩感覚の下にある

 

まるでそれを下支えするかのような

 

時間を経て色を失いつつあるような物への

 

静かに、でも、ふつふつと発酵する

 

大きな愛も、

 

 

色で遊ぶデムランにとっては自然な事のはず。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暖かい日が続いています。

 

私はお布団のほこりを叩いてはらって

 

少しだけ暖かくなったのをとりこみました。

 

とんとんと、

 

布団をいためないように軽く、

 

でも全体をたたきます。

 

 

 

 

 

 

彼女の愛情の先にあった机も、

 

 

18年前にホームセンターで買った

 

この布団たたきと同じように

 

この先誰かの手に渡る時まで、

 

今までもこれからも

 

きっとずっと大切にしますよ。

 

 

安心してね!