人差し指 | あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

あしたうさぎ の 散歩日和 ー と 衣食住、ときどき好きな事。ー

旧タイトル
あしたうさぎの朝ごはん ー野菜ごはん、ときどき、好きなこと。ー

足りないものを補い身体を整える朝ごはん・・・の事を書いていたけど、2020年から以外の事を書く機会が増えました。写真の著作権は放棄していません。ご使用ご希望の際はご相談下さいね。

 

 

 

 

 

昨日は映画、

 

2回目を観てきました。

 

 

 

1度目はオカン様と平日に。

 

2度目はだんな君と日曜日に。

 

 

 

今回はあらかじめ

 

買ってあった前売り券で観ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公開間もない時期と時間が経った今。

 

午前と午後一番。

 

 

 

 

館内・・・

 

「客層」の違いをすごく感じて

 

それは私の映画の観方にも随分影響している。

 

それをあらためて感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨夜は、

 

朝出かける前に

 

(茹で時間を短縮するために)

 

水に漬けていったパスタで簡単に。

 

 

今朝のご飯も、

 

土鍋の煮物をよそっただけですが、

 

白菜の漬け物が食べたかったので満足。

 

 

朝ご飯で積極的に摂りたい海藻も、

 

 

 

 

漬け物の中の昆布を多めによそったから

 

大丈夫です。

 

 

 

 

 

煮物は、

 

土曜日の朝

 

里芋の皮をむいて土鍋の水にぽんぽん。

 

火にかけて柔らかくなったところに、

 

生姜のみじん切りと豚肉

 

(切り落としを湯の中で

 

      広げるようにしながら)

 

こんにゃく、

 

厚揚げ、酒、みりん、味噌を入れてコトコト。

 

 

土鍋でおかずを作るのが美味しく

 

楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(この前売り券も大きな人が率先して。)

 

 

 

前回の映画館では、

 

きっとお茶のたしなみのあるお客様が多かった。

 

 

誘い合って、この日会うのを

 

(その後の食事も含めて)楽しみにしていた

 

妙齢の女性のグループが多かった。

 

 

 

 

だから映画の前半、

 

お茶を習い始めたばかりの

 

主人公たちの様子に笑い声の起こる、

 

その回数も多かったし、

 

一度その笑いで温もった映画館が

 

次第に冷めて後半に向かって

 

静かになって行くまでの時間も

 

長かったかな。

 

 

 

 

昨日、今回は、

 

(やはり年配の)ご夫婦が多かった。

 

 

 

その中で私は映画が始まれば

 

(大好きな希林さんが出る事もあって

 

  2回観ようと最初から決めていた

 

    くらいだから)

 

もちろん意識はちゃんとスクリーンの中に

 

あるのですよ。

 

 

だけど、

 

『2回目だから』という事以外にも

 

昨日の周りのお客さんの雰囲気と、

 

その時に視界に入った偶然の景色にも

 

影響されて、

 

 

「ある場面」が

 

前回よりも強く印象に残りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予報どおりに雲がさらに増え

 

昨日より『見た目』の温度が下がりました。

 

 

今日の朝は

 

だんな君が肘をついている

 

普段よく見る場面、瞬間が、

 

ありました。

 

 

 

 

今日は、(時々そうするように)

 

 

「写真に写っちゃいますよ。

 

 お行儀がわるいですよ。」と、

 

 

(食事中に写真を撮る私が言うのは

 

 まったく説得力がないのだけど)

 

 

子どもに向かって話すように言いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その「大きな人」、

 

実はお箸やスプーンを持つのと反対の手も

 

面白いのです。

 

 

たとえばお味噌汁のお椀は

 

手の4本指のあたりにのせるようにして

 

親指をお椀の上部に添えるような形で持つと

 

落としづらく美しく見えると思うのだけど、

 

 

 

 

 

 

まるでコップを持つときのような

 

持ち方をして、

 

人差し指は器から離れて

 

ピーンと伸びる。

 

 

 

 

私はこれも肘をつくのと同じように

 

時々は口に出して言ってしまうのだけど、

 

 

でもこうして不器用そうなのは、

 

わるい人に思えないから、

 

これがこれまでこの人を救う場面も

 

あったんじゃないかな。

 

 

 

だからいいところでもあると

 

私は思ってるのだけど。

 

 

 

 

 

 

 

他のことで言えば、

 

昨日の記事の写真でも、

 

今日の分でも、

 

 

白菜の上に乗る鷹の爪の存在感がすごくて

 

今年の夏休みの工作教室で

 

子どもたちが作ったペットボトルの空気銃の

 

上ののぞき穴を思い出して仕方がない。

 

 

今日はすっかり冬なのに、

 

暑かった今年の夏の景色が写真に重なって

 

見えているかも。

 

 

 

 

 

 

同じ映画館、同じ季節でも

 

周りのお客さんの様子ひとつで

 

感じ方が大きく動くことがある。

 

 

(舞台の時は、お客さんの反応で

 

 演じる人も影響を受けるから

 

 もっと如実に影響を受けるけど。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこが印象に残るかで、

 

見方が変わる。

 

 

 

 

 

 

 

どうかみなさん、

 

この体の大きなこの人の

 

不器用な指を見てあげてくださいね。

 

その普段の印象とちがって、

 

時々怒ることもあります。

 

 

でも、あまりイライラしないように

 

私も「カルシウムを多めに」と

 

心がけています。

 

 

 

 

 

 

 

昨日の映画館にも、

 

 

もしかしたらその大半は奥さんに

 

半ば無理やりに連れてこられたのかもしれない

 

すこしむっつりとした表情の男性・・・

 

 

その奥さんよりもすこし早めに

 

体の小さくなった・・「お父さん」たちが

 

たくさんいました。

 

 

 

 

 

だけどその

 

「お父さん」たちのシルエットが

 

私にはよかった。

 

ある場面で泣きそうになっちゃった。

 

 

(前回はスクリーンのすぐ前で、

 

 その場所の特殊性に

 

 映画を楽しませることを妨げられるかと

 

 心配したのだけど結局そんな事がないくらい、

 

 後半には中の世界にどっぷり浸ったのに、

 

 

 今回はあの場面では完全にスクリーンの外に

 

 意識が飛び出していたんだな。)

 

 

 

 

 

 

 

 

ね。

 

本人たちは思いもよらないでしょうけれど、

 

それも『お父さん』たちの

 

よいところ、のひとつです。