今日のお昼は生姜たっぷりのスープかけご飯にしました。
その時、
普段の景色と一変した窓の外では
もうもうと横に斜めにと白い線が走り、
普段あまり起こらないその現象に、
鴨たちがいつもより高い声で
「気をつけろよ。」
「でも心配はいらないよ。」と
お互いの無事を確認しあっているようでした。
さて時を巻き戻して
よく晴れた年末の３０日。
だんな君が窓掃除、
私が正月の食べ物を用意した日の
昼ごはんはきつねうどんで、
また時は移り、
写真の１月２日のお昼ご飯。
この日はきつね蕎麦でした。
精進出汁の蕎麦つゆは色は濃いけれどそれは椎茸の色。
見た目よりも醤油少なめで甘めに仕上げています。
（でも揚げは冷蔵庫で正月休みの間中もたせたかったので
今回はすこし辛め。それを休みに入る前の
まだ一人の日にたくさん準備しておきました。）
あたたかい蕎麦ですが、
つゆは少なめにはり、揚げととろろこんぶの塩気で調整。
そしてここでも柚子の皮。
「つゆを全部のんではダメ。」と
言わなくてもいいのが気持ちいいのです。
「お皿にあるものはきれいに全部食べられるよ。」
と言えるのは気分がとてもいいです。
今日は予報通りに
昼過ぎからちらちらと。
それが1時間ほどで「もうもう」とに変わるから、
これはもう私達には手に負えませんね。
今日は私まだニュースを見ていないんだけれど、
他の地方の天気はどうなんだろう・・・・？
そういえば九州のKちゃんの
商売で忙しいお正月は、
たくさんの煮しめやお稲荷さんを主軸にのりきるようでしたが、
私はこのたくさん用意したお揚げ、
お稲荷さんにはしないで最後にはきつね丼にして、
パパッと短時間で用意したい時に
ひとりの時と同じく重宝したのだったな。
（「長丁場」に揚げ頼みなのは同じだけどお稲荷さんの方は
ちゃんと手をかけた『ごちそう』だから
一緒にしちゃだめですね。）
ニュースにもなりましたが
今年、また昔のように
お正月はしっかりお休みをとる飲食店も
増えたようですね。
雇う側よりも働く人のほうがもうちょっと有利になるほうがいいと
感じていたので、
「人手不足」というマイナスな印象の言葉でも、
そのことですこし働く環境が改善される人がいれば
全部がわるいことではないなあ、と感じたお正月でした。
でも
「それでいいんだよね」なんて言いながら、
なんだかわちゃわちゃした昨年後半に
しっかり散歩や外出の時間がとれなくなっていたように感じていた２人にとって、
散歩の出先でちょこちょこと食べられるのは
ありがたかったりもして。
（２日の夜は大晦日に外でお蕎麦を食べた時に天ぷらが
食べ足りなかったからと、天丼を食べて帰って来ました。
たしかにお休みのお店も増えた気がするけれど
営業しているお店もちゃんとある。
今までがありがたすぎた・・・ってことですね。）
音を消して行くはずなのに
なぜだかハッとする音が聞こえたような気がして振り向いたら
ちらちら。
こっそりと視界に白く舞い落ちるものが入り込んできたのを
音とまちがえたはずなんだけど、
いいほうに、楽しいほうに考える。
今晩は
大雪に備えて早くに帰宅しただんな君と
紫人参や菊芋の天ぷらと常夜鍋風のものと
雑穀ご飯など。
日本酒もすこし呑みました。